くらし情報『三菱重工業、今夏打ち上げ予定のH-IIBロケット5号機を公開 (画像集あり)』

2015年5月26日 15:16

三菱重工業、今夏打ち上げ予定のH-IIBロケット5号機を公開 (画像集あり)

H-IIAよりも打ち上げ能力を増やすため、第1段ロケット・エンジン「LE-7A」を2基装着し(H-IIAでは1基)、さらにタンクを太くし、推進剤の搭載量を増やすなどといった改良が加えられている。

その上に載る第2段機体は、若干補強が施されている以外は、基本的にはH-IIAのものがそのまま流用されている。全長は11m、また直径は第1段より細い4.0mであるため、H-IIBの全体像は、コーラの瓶のように胴体の途中が細くなった姿をしている。

実際の打ち上げ時には、第1段の下部には白い固体ロケット・ブースター(SRB-A)が4基装着され、またロケットの頭には「こうのとり」を保護するための衛星フェアリングが装着される。SRB-AはIHIエアロスペース、衛星フェアリングは川崎重工業がそれぞれ製造を担当しているため、この工場にはない。H-IIB 5号機用の両部品はすでに種子島宇宙センターへ運ばれており、コア機体の到着後に装着されることになっている。H-IIBの1号機は2009年9月11日に打ち上げられ、これまでに4機すべてが成功を収めている。1号機から3号機まではJAXAが運用を担当していたが、4号機からは三菱重工が担当しており、H-IIAと同じ「商業ロケット」

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