2015年5月28日 08:00
「明るい気持ちで発毛に取り組む」ために - リーブ21の岡村社長に聞いた「発毛日本一コンテスト」にかける思い
生えてきた髪が一旦全部抜け落ちて、それからまた生えてくることも。そのことはスタッフが伝えているのですが、ご本人は「ひょっとしたらこのまま伸びないかしら」という気持ちになりますよね。それが抜け落ちたら、落胆も大きいです。そのため、スタッフによる精神的な応援が大事になります。信頼関係のあるスタッフがいるということは、お客様にとって強い励みになるのです。
ーーコンテストでは気持ちの変化を話す受賞者が多くいらっしゃいました。発毛でその人の性格が変化していくこともあるのですか?
あります。髪の毛がなくなるなら「死んだ方がマシ」とさえ思っている方は結構いらっしゃるのです。
例えば、脱毛するくらいなら抗がん剤治療は受けたくないという方もいます。「髪より命が大事」というのがドクター側の意見なのですが、脱毛を命に関わる重大事として考える方は、少なからずいらっしゃるのです。
このように、髪の毛がなくなることで、生きる勇気がどんどん弱くなっていくことがあります。すると、肩が落ちて前かがみになり、目線を上げて歩くことが困難になってしまうのです。時間の経過とともに絶望の淵に追いやられるという感じですね。その状態から発毛に取り組んで確かな実感が湧いてくると、胸を張れるようになりますし、笑顔が増えます。