杉咲花、初演技の野田洋次郎にメラッ?「役作りができてなくて悔しかった」
そんな野田の相手役を務めた杉咲は、オーディションを受けて宮田真衣の役柄を射止めた。「決まってから最初に野島さんと2人でリハをやった時、1年もオーディションをやっていたので役作りができていたんですが、監督に『全然違う』と言われてから新しい役作りが始まりました」と産みの苦しさを語るも「リハの時に洋次郎さんは役ができ上がっていて、自分ができていなかくてすごく悔しかったです。でもリハを積み重ねていく内に監督から『掴んだね』と言われ、そこから監督に何を言われてもついていく自信ができたし洋次郎さんとは宏と真衣の関係でいられました。2人を信頼したからできたと思います」と17歳と若年ながらも女優としてのプロ意識の高さを見せていた。
なお、本作は先日開催された第16回全州国際映画祭でのコンペティション部門正式出品に続き、台湾で行われる2015台北映画祭への正式出品も決定した。映画『トイレのピエタ』は、6月6日より全国公開。