杉咲花主演でカンテレ・フジテレビ系にて放送された月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」2024年6月度月間賞を受賞した。ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願って1963年に創設。同懇談会は「終盤の川内ミヤビ(杉咲)と三瓶友治(若葉竜也)のクローズアップが多用されたナチュラルで深みのある対話シーンは、杉咲花と若葉竜也でしか成立しなかったと思うが、そこに持って行った脚本、演出やスタッフの力量と志の高さも高く評価されるべきだろう。連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いたと言っても過言ではない」と評した。本作は、杉咲演じる主人公・川内ミヤビの失われた記憶や事故の真相に迫るミステリー要素を交えながら、“記憶障害の脳外科医”が医師として再生していく姿を描く医療ヒューマンドラマ。原作、脚本、音楽、演出、キャスト陣といった作品に関わる全てが高い支持を得て、毎話、X(旧Twitter)では「#アンメット」が日本トレンド1位、さらに世界トレンド1位も獲得していた。アンメットが見せた“新しい表現の可能性”派手な演出やBGMはなく、俳優たちの確かな演技力でみせた本作は、回を追うごとに話題となり、多くの視聴者から支持を集めた。なかでも10分以上に渡る1カット長回しで撮影された第9話のラストシーンについて、SNSでは「ドキュメンタリーを見ているよう」「ナチュラルすぎてセリフかアドリブか分からない」「日本ドラマ史に残るような名シーン」といった声があがるなど大きな反響を呼んだ。そして最終話では、低体温症を表現するために、現場で密かにミヤビの身体の一部を氷で冷やしておく手法を杉咲自らが発案し、共演者が触れた瞬間の演技を引き出す演出が行われた。同じく最終話で、ミヤビが眠る三瓶を見ながら涙を浮かべて手紙を書くシーンでは、三瓶を記憶に留めようとするミヤビの感情を一切の台詞なしで表現する杉咲の演技が多くの視聴者の心を揺さぶった。ほかも数多くのシーンで、全てのキャスト、スタッフが細部に至るまでリアリティーを追求。登場人物たちがまるで視聴者と同じ世界を生きているように感じさせる世界観が作り上げられていったことで、「連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いた」という評価に繋がった。最終話放送後にも続く大きな反響さらに、全ての放送を終え、「アンメット」の無料見逃し配信(カンテレドーガ、TVer)再生数を最終集計した結果、全話累計で2,230万再生を超え、カンテレ連続ドラマ歴代1位に。ミヤビと三瓶が穏やかな日常を過ごす姿や、8分間のタイムリミットがある厳しい手術に挑む医師たちの奮闘などが描かれた最終話への反響は特に大きく、ネット上には「最終回1時間ずっと号泣…」「最初から最後まで涙が止まらなかった」などの声が溢れた。タイトルの意味やミヤビと三瓶の出会いと婚約のきっかけなど多くの伏線が回収された最終話を受けて、第1話から見返す視聴者も続出し、Netflixでは放送終了後9日間に渡って「国内テレビ番組ランキング」トップ10に入り続けるなど、驚異的な視聴数となった。米田孝プロデューサー(カンテレ)は、「エンターテインメントを取り巻く環境が大きく変化する時代に、民放連続ドラマの可能性を極限まで追求しようと全てのキャスト、スタッフが心血を注いだことがこのような評価に繋がったのなら幸いです」とコメント。「主演の杉咲花さんは、『指折りの傑作を作りたい』と意気込み、この作品にまさに全身全霊を注いでくれました」と明かし、「まだ誰も見たことのない景色を私たちに見せてくれました」と杉咲を改めて称えた。「アンメット ある脳外科医の日記」Blu-ray&DVD BOXは11月20日(水)発売。カンテレドーガ、FOD、Netflixにて全話配信中。8月1日(木)よりAmazonPrimeVideo内「カンテレドーガCHANNEL」にて配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年07月24日俳優の杉咲花が主演を務め、カンテレ・フジテレビ系で4月クールに放送された連続ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』が、放送批評懇談会「ギャラクシー賞」6月度月間賞を受賞した。同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画(原作・子鹿ゆずる/漫画・大槻閑人)を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビが患者を全力で救い、自身も再生していく姿を描いた。「終盤の川内ミヤビ(杉咲)と三瓶友治(若葉竜也)のクローズアップが多用されたナチュラルで深みのある対話シーンは、杉咲花と若葉竜也でしか成立しなかったと思うが、そこに持って行った脚本、演出やスタッフの力量と志の高さも高く評価されるべきだろう。連続ドラマに新しい表現の可能性を拓いたと言っても過言ではない」と評された。派手な演出やBGMはなく、登場人物たちがまるで視聴者と同じ世界を生きているように感じさせる世界が、回を重ねるごとに話題に。最終話では、低体温症を表現するために、杉咲が体を氷で冷やした。また、三瓶を見ながら涙を浮かべて手紙を書くシーンでは、ミヤビの感情を一切の台詞なしで表現する杉咲の演技が多くの視聴者の心を揺さぶった。全キャスト・スタッフが細部までリアリティーを追求し、登場人物たちがまるで視聴者と同じ世界を生きているように感じさせる世界を作り上げた。最終回を終えて感動はさらに高まり、第1話から見返す視聴者も続出。Netflixでは放送終了後9日間にわたり「国内テレビ番組ランキング」トップ10に入り続けた。Netflixのほか、FOD、8月1日からはAmazonPrimeVideo内「カンテレドーガCHANNEL」でも配信がスタートする。■米田孝プロデューサーコメントギャラクシー賞6月度月間賞をはじめ、多くの評価をいただきありがとうございます。エンターテインメントを取り巻く環境が大きく変化する時代に、民放連続ドラマの可能性を極限まで追求しようと全てのキャスト、スタッフが心血を注いだことがこのような評価につながったのなら幸いです。主演の杉咲花さんは、「指折りの傑作を作りたい」と意気込み、この作品にまさに全身全霊を注いでくれました。そして、若くして偉大なこの座長が、まだ誰も見たことのない景色を私たちに見せてくれました。この思いが、多くの視聴者の方々の心に届いたとすれば、こんなにうれしいことはありません。
2024年07月24日俳優・杉咲花が主演を務め、カンテレ・フジテレビ系で4月クールに放送された月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』が、6月24日の最終話放送後、見逃し配信などで、さらに感動の余韻が広がっている。同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画(原作・子鹿ゆずる/漫画・大槻閑人)を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビが患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。派手な演出やBGMを控え、スタッフ・キャスト一丸で作り上げた世界、特にミヤビと三瓶(若葉竜也)のやりとりには「ドキュメンタリーを見ているよう」「ナチュラルすぎてセリフかアドリブか分からない」「日本ドラマ史に残るような名シーン」など、絶賛の声が寄せられた。回を重ねるごとに関心を集め、全11話の無料見逃し配信(TVer、カンテレドーガ)は累計2220万再生を突破、カンテレ連続ドラマ歴代1位の記録を樹立した。最終話のTVer見逃し配信は、7月8日午後10時まで。ドラマの公式グッズ販売も好調。「オリジナルポーチ」と「オリジナルタオルハンカチ」は、劇中のキーアイテムとなった「ンデベレ人形」をデザイン。また、「丘陵セントラル病院タンブラー」は、丘陵セントラル病院のもので、実は風間(INI・尾崎匠海)が劇中で使用していたというウラネタも。“伏線”は、グッズにまで表れていた。■オリジナルポーチ1980円(税込)主人公・ミヤビ(杉咲花)の自宅にちょこんと飾られている、ドラマのキーアイテムとなる人形をかわいくデザインしたオリジナルポーチ。■オリジナルタオルハンカチ880円(税込)主人公・ミヤビ(杉咲花)の自宅にちょこんと飾られている、ドラマのキーアイテムとなる人形をかわいくデザインしたオリジナルタオルハンカチ。■丘陵セントラル病院タンブラー2750円(税込)ドラマの舞台となる丘陵セントラル病院のロゴをあしらった、ドラマオリジナルタンブラー。販売場所:カンテレストア(WEB)フジテレビe!ショップ(WEB)フジテレビ本社ビル7F「フジテレビショップ フジさん」東京駅一番街B1F「フジテレビショップ フジさん東京駅店」(※タオルハンカチ・ポーチのみ)東京スカイツリータウン4F「Tree Village」イオンレイクタウンmori3F「フジテレビショップ フジさん イオンレイクタウン店」関西テレビ本社ビル1F「カッテーネ」(大阪)※変更の場合あり
2024年07月06日俳優・杉咲花が主演を務め、カンテレ・フジテレビ系で4月クールに放送された月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』が、最終話(6月24日放送)までの全11話無料見逃し配信(TVer、カンテレドーガ)で累計2220万再生を突破、カンテレ連続ドラマ歴代1位の記録を樹立した。同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画(原作・子鹿ゆずる/漫画・大槻閑人)を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビが患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。ミヤビは、事故の後遺症で過去2年間の記憶を失い、今日(きょう)のことも明日(あした)には忘れてしまう。毎日日記をつづり、朝に読み返す日々。丘陵セントラル病院で看護助手として働いていたが、アメリカ帰りの医師・三瓶友治(若葉竜也)が赴任してきたことから、再び脳外科医としての道を歩みはじめた。派手な演出やBGMはなく、演者たちの確かな演技力でみせ、回を追うごとに話題に。原作、脚本、音楽、演出、キャスト陣など『アンメット』に関わるすべてが高い支持を得るなかで、特に杉咲と若葉の演技に対し、SNSでは「ドキュメンタリーを見ているよう」「ナチュラルすぎてセリフかアドリブか分からない」「日本ドラマ史に残るような名シーン」などと絶賛の声が寄せられた。最終話は、TVerでのリアルタイム配信同時接続数でもカンテレ歴代1位に。世帯視聴率も5話以降右肩上がりで、最終話は関東の世帯視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ)とベスト更新。続編への期待も高まっている。カンテレドーガ、Netflixで全話配信中。また、最終話のTVer見逃し配信は、7月8日午後10時まで。
2024年07月05日6月24日に最終回を迎えた連続ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)。不慮の事故で記憶障害の後遺症を負ってしまった杉咲花(26)演じる脳外科医・川内ミヤビが、再生していく姿を描いた本作。婚約者で脳外科医・三瓶友治を若葉竜也(35)が演じ、最終回は三瓶がミヤビを救う感動のシーンで締めくくられた。これまでもNHK連続テレビ小説『おちょやん』や映画『市子』などで共演し、“名コンビ”の呼び声も高い杉咲と若葉。いっぽう『アンメット』が放送中の今年5月には、「女性セブン」で真剣交際も報じられていた。「2人は作中で婚約関係にあるだけに、熱愛報道は注目を集めました。しかし視聴者離れなどは起こらず、『お似合い』といった風にエールが相次いだのです。平均視聴率も第5話以降、最終話まで右肩上がりに。SNSを中心に反響を呼び、数ある春ドラマの中でも視聴者の支持を得た作品の1つとなりました」(週刊誌記者)SNSではドラマ終了を嘆く声が広がるなか、28日までに若葉がInstagramでライブ配信を実施。その際に、若葉が着用していたTシャツが注目を集めていたのだ。「若葉さんはインスタライブで『Unweek』と書かれた白いTシャツを着ていたそうですが、実は過去におそろいのTシャツを着用した杉咲さんの姿が目撃されているんです。杉咲さんの主演映画『市子』が昨年10月に第28回釜山国際映画祭ジソク部門に出品された際、韓国に向かう空港で杉咲さんは今回若葉さんが着用したものと同じTシャツを着ていました。『Unweek』はシンプルかつカジュアルなファッションブランドで、ネットショップ作成サービス『BASE』をメインに販売されています。大手ファッション通販サイトでも取り扱いはなく、実店舗もないようです。若葉さんがInstagramのライブ配信で“おススメのブランド”と紹介したこともあり、彼が着用していたTシャツ(6500円)は全サイズ売り切れ状態となっています」(映画関係者)杉咲とのお揃いTシャツに、SNSでは《はなちゃんも同じUNweekのTシャツきてた若葉匂わせてくるのかわいい》《unweekのTシャツ 杉咲花ちゃんと若葉竜也さんお揃い! 最高です》と歓喜の声も。いっぽう、2人と縁の深い“ある人物”も同じTシャツを着用していたという。「ウルフルズのボーカルを務めるトータス松本さん(57)です。トータスさんがDJを担当する大阪のラジオ番組が、昨年9月にXのアカウントで公開した動画内で着用していたのです。トータスさんといえば、朝ドラ『おちょやん』でヒロイン演じる杉咲さんの父親役を熱演。また、若葉さんがメインキャストで出演した’21年5月公開の映画『くれなずめ』では、主題歌を担当しました。若葉さんは『おちょやん』に出演する以前もトータスさんのラジオに出演したことがあり、朝ドラで絆が深まったようです。トータスさんは『アンメット』も熱心に視聴していたそうで、ラジオでは若葉さんの演技を絶賛していました。杉咲さんのみならず“おちょやんファミリー”の間で広がっているのかもしれませんね」(芸能関係者)若葉のTシャツは杉咲とのペアルックに留まらず、共演者との“仲良しの証”なのかもしれない。
2024年07月02日元宝塚歌劇団・花組男役スターの帆純まひろ(ほずみ・まひろ=28)が7月1日、俳優・柴咲コウが代表を務める「レトロワグラース」に所属し、新たな活動を開始すると発表した。帆純は、2013年に宝塚歌劇団99期生として入団。花組で柚香光・星風まどかのトップコンビを支え、今年5月の『アルカンシェル』をもって退団していた。新所属先のレトロワグラースは、さまざまなワークスタイルのタレント、スタッフを擁し、エンターテイメント事業以外にも幅広い業務を行っている。「帆純まひろは俳優としての活動だけでなく、クリエイティブな業務を行うスタッフとして様々な業務に関わり、これまで経験できなかった分野への挑戦も積極的に行っていく予定」とした。生年月日などのプロフィールも公表された。■帆純まひろコメントこの度、レトロワグラースに所属することになりました。11年間育てていただいた宝塚歌劇を退団し、新たなスタートを皆さまにお伝えできることをうれしく思います。これから、大好きなお芝居そして歌・ダンスなどを通して"心"をお届けできるように、さまざまなことに挑戦していきたいです。また、人としても自然体で豊かな人であり続けられるよう成長していきます。在団中応援して下さった皆さまや、そしてこれから出会う方々にも、"今"を精一杯歩んでいく姿を見ていただけますよう頑張って参ります。応援していただけたらうれしいです。■帆純まひろ プロフィール1996年3月15日生まれ。兵庫県出身。2011年に宝塚音楽学校入学。2013年に宝塚歌劇団99期生として入団後、雪組『ベルサイユのばら』で初舞台を踏み、組まわりを経て花組へ配属。その後、『新源氏物語』『ポーの一族』『MESSIAH-異聞・天草四郎-』などのステージを経て、2019年の『CASANOVA』での新人公演初主演でジャコモ・カサノヴァ役を熱演。さらに、2022年には、宝塚バウホール公演『殉情』での佐助役にて初主演を果たした。そして、2024年『アルカンシェル』にて、宝塚を退団。同年8月よりレトロワグラースに所属し、舞台やミュージカルのみならずマルチな活動をスタートさせる。
2024年07月01日杉咲花(26)主演の連続ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)が、6月24日に最終回を迎えた。本作は、“記憶障害のある脳外科医”の川内ミヤビ(杉咲)が再生していく姿を描いた異色の医療ドラマ。ミヤビは1日で記憶がリセットされてしまう後遺症を負い、毎日綴る日記を頼りに記憶を補う日々。病状が悪化するなか、若葉竜也(35)演じる婚約者で脳外科医の三瓶友治もまた彼女を救おうと奮闘するのだった。「最終回では三瓶がわずかな望みをかけて手術を行い、ミヤビの記憶が戻ることを示唆するというハッピーエンドで終わりました。キスシーンなどはありませんでしたが、杉咲さんと若葉さんの心を通わせるような繊細な演技は大きな感動を呼びました」(ドラマ誌ライター)ドラマ終了から1週間が経った現在も、Xではロスを嘆く声が溢れている。《あぁ、今日からもうないんだ… 》《新ドラマが始まるのが早すぎるて…こっちはまだ #アンメット の余韻に浸ってたいのよ》《まじこれ神ドラマすぎだろ…ドラマに携わった全ての方々に感謝を伝えたい…本当に観れてよかったです》そんな杉咲と若葉といえば、NHK連続テレビ小説『おちょやん』や映画『市子』などで共演を重ね、“名コンビ”として名高い2人。いっぽうドラマ出演が少ない若葉だが、『アンメット』の制作発表会見で杉咲から相手役を直接オファーされたエピソードを披露していた。さらにドラマ放送中には熱愛報道も飛び出したが、結果的に作品の評価を後押しすることとなった。「第6話が放送された直後の5月下旬、『女性セブン』が2人の熱愛を報じたのです。記事によれば、『アンメット』での共演をきっかけに距離を縮めたといいます。2人がスタッフを伴ってラーメン店で食事をしたり、若葉さんが杉咲さんの自宅を訪れたりする姿もキャッチされていました。双方の所属事務所は『プライベートは本人に任せています』と回答し、交際を否定しなかったそうです。ドラマのみならず実生活でも恋愛関係にあるとなれば、視聴率にも影響を及ぼしかねません。ですが視聴者からは『お似合い』と大歓迎され、熱愛報道の直後に放送された第7話の見逃し配信は296万回を記録。初回放送の見逃し配信回数を超え、『TVer総合ランキング』でも最高1位を獲得。今期の春ドラマのなかで、ダントツといえる支持を得ました」(芸能関係者)だがそのいっぽうで、高く評価された杉咲と若葉とは対照的な2人が……。それは、田中みな実(37)とKAT-TUNの亀梨和也(38)。6月4日に最終回を迎えた連続ドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)で共演し、ドラマ開始前から2人の熱愛が報じられていた。「2人の交際が報じられたのは、今年の元日でした。この直後に『Destiny』の出演者が発表され、田中さんと亀梨さんの共演は瞬く間に話題を集めることに。いっぽう本作は、主演の石原さとみさん(37)と亀梨さんが主軸のラブストーリーです。石原さん演じる主人公が12年ぶりに大学時代の恋人と再会を果たし、2人の運命が動き出すというあらすじでした。そのため、SNSでは“どんな気持ちで見ればいいのだろう”と困惑する声が相次いだのです」(週刊誌記者)さらにドラマ開始の直前に行われた制作記者会見・試写会でも、田中と亀梨が話題をさらってしまうことに。「2人にとってこの時が、交際が報じられて初めて公の場でのツーショットでした。複数のメディアでも見出しに取り上げられ、主演の石原さんよりも目立ってしまうかたちに。実際にネットでは、《石原さとみさんが気の毒》といった声もありました。ドラマ開始後も田中さんと亀梨さんの交際がチラついてしまう視聴者も少なくなかったようで、一部から“よぎる”“冷めた”と不評を買ってしまいました」(前出・週刊誌記者)ドラマ共演者の熱愛報道が話題を呼んだ春ドラマだが、明暗を分ける結果となってしまったようだ。
2024年07月01日「孤狼の血」シリーズの柚月裕子による原作を映画化した『朽ちないサクラ』より場面写真が解禁された。先週6月21日に全国公開されると、俳優陣の演技に「鳥肌が立つ」と称賛が集まっている本作。この度解禁されたのは、特に反響の多かった杉咲花と安田顕がみせる緊迫の対峙シーンの場面写真だ。杉咲さん演じる森口泉と安田さん演じる泉の上司・富樫は、事件が全て解決したら酒でも飲もうと約束していたが、料亭で顔を突き合わせる2人の表情は固く、緊張感が漂う。泉は目に零れ落ちそうになる涙を堪え、真っ直ぐに富樫を見つめ、一連の事件を捜査した結果を話はじめる。酒を注ぎながら静かに耳を傾ける富樫。しかし、このあとの衝撃のストーリー展開には、SNSでも、「2人の迫力に圧倒され、その時の花ちゃんの目がまだ忘れられない」、「杉咲花の心の揺らぎに真っ直ぐな芝居に釘付けになる」、「安田顕の存在感がすごい」、「最後まで気が抜けない」などの声が上がっている。このシーンを撮るために20ページにも渡る台本部分を長回しで撮影したと明かす原廣利監督。「このシーンが撮れた瞬間、ガッツポーズしましたね。本当にいい映画になるなって。あれだけシリアスなお芝居をしているのに、少し離れた部屋のモニターで見ていて笑ってしまいました。なんて素晴らしい芝居するんだと」と、原監督にとっても渾身のシーンとなっているという。さらに、登場人物それぞれの立場での“正義”がぶつかり合う本作は、視点を変えると物語の見え方も変わってくることもあり、早くもリピートする観客も続出している。全ての事件が重なる時、泉はどんな決意を胸にするのか。最後まで目が離せないキャスト陣の演技を劇場で堪能してほしい。『朽ちないサクラ』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:朽ちないサクラ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
2024年06月29日杉咲花が主演を務める映画『朽ちないサクラ』が公開中。同作は『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。今回インタビューした萩原利久が演じるのは、主人公・泉の調査に協力する同期の警察官・磯川俊一。5年ぶりの共演となる杉咲花とのエピソードや本作を通して見つめた社会の姿、SNSとの距離感について話を聞いた。○映画『朽ちないサクラ』でフレッシュな警察官を演じた萩原利久――ミステリーらしい張り詰めた空気感が印象的な作品ですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。ものすごくクリエイティブで素敵な現場でした。長回しでの撮影も多くて集中力が求められる場面が多かったんですが、各部門にプロフェッショナルな方たちがたくさんいて、全員が良いものを作ろうという意欲にあふれていたので、すごく感化されて最後までやりきれました。緊張感もありつつ、それが楽しかったし刺激にもなりましたね。――萩原さん演じる磯川は、泉を慕う気持ちを隠してバディとして支えるという役どころです。どんな意識で作品に臨みましたか。磯川としては「いかにクリーンであれるか」がテーマになったと思います。泉への好意は磯川の行動の動機の一つではあるけれど、その感情だけで動いているわけじゃない。彼なりに事件に向き合って火が点いた結果一緒に動いたはずなので、恋心というわかりやすい部分を出しすぎず、彼の姿をありのままに演じようと思いました。全体で見ても、あれだけ個性の強い登場人物がひしめく中、磯川は色で言うなら白のような存在。濁りなく純粋に、出会った物事を受け止めるという部分は意識しました。――杉咲さんとの共演は映画『十二人の死にたい子どもたち』以来5年ぶりとなりますが、当時と比べて印象は変わりましたか。僕らの世代の中では飛び抜けている方だという印象は当時から変わらないです。またぜひご一緒したいと思っていたので、今回機会に恵まれてすごく嬉しかったですね。なかなか得られない刺激が多い方なんです。ただ、前回の共演では役的にほとんど話せていなくて、今回が実質初共演のような感覚でした。なので初めて会ったときも「久しぶり」よりは「はじめまして……」みたいな空気感だったと思います。――移動の車内で会話するシーンが何回か出てきましたが、2人の絶妙な距離感が表れていて、とても良かったです。特別なことは本当に何もしていなくて、待ってる間に世間話をしていたくらいです。昨日何食べたかとか(笑)。あとは『十二人の死にたい子どもたち』の話なんかもしていました。本番中の緊迫感は全然なく、ざっくばらんに話せていたことで泉と磯川の関係性が出せていたなら良かったです。○SNSでの発信は「自分の言葉で100%伝えたい」――組織内部の闇や人間関係がクローズアップされる本作ですが、今回の役を通して萩原さんご自身のものの見方や捉え方が変わったことはありますか。この作品自体が、まさに現代の社会を表している印象があって。特殊な事件を扱っているけれど、作品に描かれている人々の考え方やスタンスは自分たちからそう遠くない部分にあると思うんです。起きた事件は1つだけど、いろんな立場や考え方の人の視点がそれぞれ描かれていて、それが見えるのはすごく現代っぽい。今SNSも発達して誰もが情報をたやすく得られる時代になった分、ニュースの見出しをちょっと見ただけで中身を知ったような気になってしまいやすいところがあると思っていて。1つの事実に対していろいろな見方があって立場があることを考えるってすごく大事だと、改めて感じるようになりました。――萩原さんご自身がSNSを使う中で気をつけていることはありますか。「自分の言葉で発信する」という部分はかなり意識しているかもしれないです。僕のSNSでの言葉ひとつとっても、読んだ方全員が同じ受け取り方をしているとは思っていないんです。だからこそ、嘘はつかず自分が感じたニュアンスを最大限伝えたいというか。もしかしたら僕の言葉を見て良く思わないような受け取り方もあるかもしれない。それはもうしょうがないことだと思うので、もしそうなっても自分の思いを100%説明できる状態にはしておきたくて、一つひとつの言葉に気をつけて発信するようにはしています。――SNSの反響はご覧になる方ですか。そうですね。作品の感想を直接送ってくださる方も結構いらっしゃるので、それはもちろん見ています。僕は作品を見た上でどんなことを言っていただいても良いと思っているタイプなので、必ずしも面白かったという感想じゃなかったり、「ここが嫌だった」という内容だったりしても、興味を持っていただけているだけありがたいと思って、そういう意見も含めて結構気になる方ですね。――今回はロケがかなり長かったと伺いましたが、現地で印象に残ったことはありましたか?いやー……今回僕、地方ロケらしいことは何もできてないんです。長期滞在がほぼなくて、撮っては東京に戻り、また撮りに行って東京に戻っての繰り返しで、みなさんと比べても全然満喫できていないと思います。――そうだったんですね。そんなお忙しい毎日だと思いますが、プライベートの時間は取れていますか。全然あります!……って言っちゃうと良いことか分かんないですけど(笑)。プライベートの時間はありますよ。ただ、今僕の最大の趣味であるバスケやサッカーがオフシーズンに入ってしまって見るものがなくなってしまって。次なる趣味として『eFootball』というゲームをこのところずっとやっています。――結構がっつりプレイするタイプでしょうか。そうですね。昨日もちょうどお休みだったので、とりあえず朝起きたらゲームの電源つけて、そこから12時間くらいずっとプレイしてました。ゲーム友達がいるので、1日中プレイできてしまうという……。1日の予定を何も決めず好きなように過ごせるのが理想の過ごし方でもありますし、今Uber Eatsとかもあるので、家から一歩も出ずに生活が完結できちゃうんですよね。――筋金入りですね。実際にプレイして体を動かしたくなってきたりは……?あ、それで言うと、僕去年サッカーを始めたんです。普段のゲーム仲間がもともとサッカーをやっていて、誘ってくれて実際にチームでプレイしています。まだまだ下手くそなんですけど、そんな時間が良い息抜きになったりしています。■萩原利久1999年2月28日生まれ。埼玉県出身。主な出演作にドラマ『美しい彼』(21年・23年)、『月読くんの禁断お夜食』『真夏のシンデレラ』『たとえあなたを忘れても』(23年)、『めぐる未来』(24年)、映画『劇場版 美しい彼〜eternal〜』『おとななじみ』『キングダム運命の炎』『ミステリと言う勿れ』(23年)など。2024年7月クールドラマ『降り積もれ孤独な死よ』、映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)を控える。現在、バラエティ番組『萩原利久のwkwkはぎわランド』に出演中。また、年内に2nd写真集の発売も決定している。
2024年06月27日女優の杉咲花が主演を務める映画『朽ちないサクラ』(公開中)の本編映像が26日、公開された。○■杉咲花、神社に結ばれたおみくじを手当たりに次第に開き……今回公開されたのは、事件の真相に気づき走り出す泉(杉咲)の姿と、重要人物とそれを追う刑事の山道カーチェイスの2つのシーンがリンクする本編映像。一連の事件を捜査する県警捜査一課の梶山(豊原功補)率いる刑事たちが、事件に深く関わっているのではないかと疑いを寄せる人物が運転する車を追い、山道の桜の花びらを吹き上げながらカーチェイスを繰り広げる。そして、時同じくして、泉は一連の事件の真相に気づき疾走。事件の始まりとなったストーカー殺人を犯した神職がいた神社に結ばれたおみくじを手当たり次第開いていき、巨大な闇との関連に気付いてしまった泉は驚きとともに、複雑な表情へと変わっていく。今作のメガホンを取った原廣利監督は、『帰ってきた あぶない刑事』のアクションシーンでもその手腕を発揮。「『あぶ刑事』が僕にとって初めてのカーチェイスシーンの撮影で、『あぶ刑事』で学んだ車の魅せ方が、本作にも活きています。『あぶ刑事』より走る距離が長かったので、その距離を活かせるようにかなりの回数撮影させていただきました」と話した。カーチェイスシーンと泉のシーンが交互に映し出される構成についても「とにかくハラハラドキドキ感を意識しました。カーチェイスのシーンと共に、真相に向かって走り出す泉の心情がリンクすると良いなと思って作っています。この2つのシーンが重なることによって、観客の方に真相にどんどん迫っていくドキドキ感で興奮していただけると思い、このようなシーンになりました」と明かしている。また、入場者プレゼント第2弾の配布も決定。バディとして捜査のために神社を訪れる泉と同期の磯川(萩原利久)、親友の葬儀後に食事をする泉と上司の富樫(安田顕)、屋上で事件について話す捜査一課の梶山と富樫の姿といった、劇中のシーンが切り取られたオリジナルポストカードとなっている。28日から配布され、無くなり次第終了となる。【編集部MEMO】映画『朽ちないサクラ』は、『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。
2024年06月26日先日、最終回を迎えた杉咲花主演の医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」のBlu-ray&DVD BOXがリリースされることが決定。杉咲さん、若葉竜也、岡山天音、千葉雄大といったキャストのコメント映像も到着した。本作は、「モーニング」(講談社)で連載中の「アンメット-ある脳外科医の日記-」のドラマ化。原作者・子鹿ゆずるは、元脳外科医であり、作中に登場する症例や医師たちの生き様がリアリティーをもって描かれており、各方面から絶賛されている。杉咲さん演じる主人公・川内ミヤビは、ある事故で脳を損傷し、重い後遺症を抱える脳外科医。過去2年間の記憶がなく、さらに今日のことも明日には全て忘れてしまうため、医師であることを諦めかけたが、変わり者の脳外科医・三瓶友治(若葉さん)が現れ、空気を読まず、強引でマイペースな彼の言動に、ミヤビは医師としても患者としても助けられ導かれていく。また、三瓶とは違うやり方で、ミヤビの脳外科医復帰をやさしくサポートする救急部長の星前(千葉さん)をはじめ、看護師長・津幡(吉瀬美智子)、麻酔科医の成増(野呂佳代)、看護師の森(山谷花純)と小春(中村里帆)、研修医の風間(尾崎匠海)ら、本作の舞台となる「丘陵セントラル病院」の医療チームの姿に胸が打たれること間違いなし。今回リリースが決定したBOXには、全11話(一部ディレクターズカット版あり)のほか、メイキング集・座談会などが特典として収録。さらに、封入特典としてブックレットもついてくる。▼「アンメット ある脳外科医の日記」商品情報発売日:2024年11月20日(水)Blu-ray BOX:31,900円(税込)DVD BOX:25,850円(税込)※レンタルDVD同日リリース発売元:カンテレ販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング(C)子鹿ゆずる・大槻閑人/講談社/カンテレ(シネマカフェ編集部)
2024年06月25日杉咲花が記憶障害の脳外科医を演じる「アンメットある脳外科医の日記」の最終話が、6月24日に放送。最終話にしてようやく明かされたミヤビと三瓶の馴れ初めに「2人の原点」「納得」など絶賛の声が上がっている。モーニングで連載中の同名漫画を原作とする本作は、記憶障害を持つ脳外科医の物語。丘陵セントラル病院で脳外科医として働く川内ミヤビを杉咲花、忘れられた婚約者で同僚の三瓶友治を若葉竜也、救急部長の星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、カテーテルの専門医・綾野楓を岡山天音、楓と結婚した西島麻衣を生田絵梨花、ミヤビの主治医で関東医科大学病院の脳外科教授・大迫紘一を井浦新が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。突然激しい頭痛に襲われたミヤビ(杉咲花)は、倒れてしまう。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も。さらに脳梗塞が起きれば、命に危険があることもわかっていた。ミヤビには以前手術はしないでほしいと言われていたが、あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5mm以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意し――というのが最終話の展開。三瓶は、休みをとって退院したミヤビと一緒にふたりの時間を過ごす。ミヤビの作った焼肉丼を食べ、涙を滲ませる三瓶。「美味しいともっと幸せになります」というミヤビの言葉に、朝食は食べない派の三瓶も、自ら朝食を作るのだった。かけがえのない幸せな時間を積み重ねていくふたり。しかし、ミヤビが目を覚まさない朝がやってくる。ミヤビの日記を読んだ三瓶は、手術を決意。そこには「もし三瓶先生に手術をしてもらえたら、どんなに良かっただろう。本当はまだ生きたい。いつまでも医者でいたい」「わたしの今日は、明日に繋がる」と書かれていた。脳が特殊で、低体温症を併発していることから、当初の予定より血管縫合に時間が取れることがわかった三瓶。しかし、以前よりも手術範囲が広がっていることもわかる。そんななか、大迫(井浦新)が同時に縫うことを提案し、綾野(岡山天音)や星前(千葉雄大)を含めたメンバーで手術に挑むことに。頼もしいメンバーが揃った手術にSNSでは「アベンジャーズ超かっこよかった。なんだよみんなかっこいいよ。最高だよ」や「手術シーン、ミヤビを治したいの一心で行動してきた三瓶先生、左手を使えるようになった星前先生、自分のやりたい医者であることを手放さなかった綾野先生、ひとり葛藤しながらも影で努力した大迫先生。アベンジャーズたちの背景がみえるからこそ感動が大きくて……」、「手術後の笑顔がマスク越しだけど眩しすぎて泣けた」などの声が。また、ついに明らかになった三瓶とミヤビの馴れ初めやプロポーズシーンに「最終話で丁寧にミヤビちゃんと三瓶先生の馴れ初めが書かれていて各話で小出しにされてた過去が全部繋がって見れて納得した。2人の愛があまりにもあったかくて美しくて…最後まですごくよかった」や「ろうそくの炎、影を作り影を消した紙、棒グミ…ここが2人の原点なんだ」、「最後までよくシチュエーションが明かされなかった、ミヤビちゃんと三瓶先生の出会いと影のエピソードの詳細が、まさか最終回に効いてくるとは思わなかった…」などの声が上がっている。(シネマカフェ編集部)
2024年06月25日6月24日(月)今夜、最終回を迎えるドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」。この度、全撮影が終了し、主演の杉咲花がクランクアップを迎えた。今回、記憶障がいの脳外科医という難しい役どころを演じきった杉咲さん。最後のシーンを撮り終えると、花束とこれ以上ない盛大な拍手が贈られた。最後の挨拶を求められ、しばし静止すると、感極まって腕で顔を覆った。そして「今までいろんな経験をさせてもらってきて、全部かけがいのない思い出なんですけど、心のどこかで、もどかしさとか口惜しさを感じてきたことが、『アンメット』に関わって報われたような気持ちでした。関わる人たちが、アイデアと体力を振り絞って、そして愛情を注ぎ続けたら、こんなに最高なドラマが出来上がるんだって、毎日が誇らしかったです」と撮影をふり返る。また「すべての役にファンがついてほしいって思ってました。そして頑なに、ドラマを選んでこなかった若葉くんが、出演を決めてくれて。過去のどの出演作よりも、輝いてほしいと思っていたし、今までで一番記憶に焼き付く現場になってほしいと思ってました」と撮影中の思いを明かし、「叶ったかは、わからないですけど、でも、今の自分にできることは、すべて注いだつもりで、やり残したことはないと思っています」とコメント。一方で「未熟な姿もたくさんお見せしてしまって、ご心配をおかけしてしまったこともあると思いますけど」と語りつつ、「現場にくると、絶対に手を抜かない皆さんがいて。どんなに過酷な状況でも、面白がってやってのける、このチームがむちゃくちゃ格好良かったです。ひとりひとりが、自分の仕事に意味を見出してる姿に、この現場だったら、どこまでもいけると思ってました。そんな皆様の姿を特等席で見つめながら過ごせた日々が幸せでした。また、みなさんに会いたいです。ありがとうございました!」と一言一言、大切に言葉を紡ぎながら、挨拶した。最終話あらすじミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障がいが出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5mm以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう。記憶障がいを抱えながらも、毎日つづる日記を頼りに明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。彼女の今日はまた、明日につながらなくなってしまうのか。命の危機にひんするミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。二人を待ち受ける未来はーー。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月24日6月24日(月)明日、最終回を迎える「アンメット ある脳外科医の日記」に出演する若葉竜也のクランクアップコメントが到着した。本作は、杉咲花演じる“記憶障がいの脳外科医”という主人公・ミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。本作で変わり者の脳外科医・三瓶友治を演じた若葉さんは、スタッフからのオールアップを知らせる声がかかると、深々とお辞儀。そして、すでにクランクアップしていた岡山天音がサプライズで駆けつけ、若葉さんに花束を手渡した。都内から車で約2時間かかる遠方ロケだったこともあり、岡山さんの姿を見て「ウソ…来たの…わざわざ?ここに?」とびっくりした様子の若葉さん。目を閉じたまま動きが止まり、「えっと…」と感極まって上手く言葉が出てこない様子で、次第に目には涙があふれ、「僕は、ドラマをこれまであまりやったことがなくて…」と撮影をふり返り、再び言葉に詰まると、見守っていたキャスト&スタッフ陣を見渡し、「たぶん…この景色は、ずっと忘れないと思います。ありがとうございました」と感謝を述べた。そんな心のこもった言葉とその涙に、スタッフやキャストも同じように溢れる涙が止められず、温かな拍手がその場を包んでいたという。最終話あらすじミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障がいが出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5mm以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう。記憶障がいという重い障がいを抱えながらも、毎日つづる日記を頼りに明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。彼女の今日はまた、明日につながらなくなってしまうのか。命の危機にひんするミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。2人を待ち受ける未来は――。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月23日杉咲花主演ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」最終話の放送を前に、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、主要キャスト陣からクランクアップのコメントが到着した。本作は、“記憶障がいの脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。第10話では、三瓶(若葉竜也)はもとより、星前(千葉さん)や津幡師長(吉瀬さん)、藤堂院長(安井順平)らがミヤビ(杉咲さん)の記憶障がいの原因を知ることになり、手術が困難なその状況に、誰もが言葉を失う様子が描かれた。三瓶だけは手術に一縷の望みをかけるが、ミヤビ本人は手術を拒否。それでもあきらめず、血管吻合の練習をする三瓶の姿が話題に。そして最終話では、ミヤビの脳に再発が認められる――。そんな気になる最終話の放送を前に、まだ撮影が残る杉咲さんと若葉さんに先駆けて、約4か月にわたる撮影を終えた5人。ミヤビの主治医として、善と悪の間で苦悩する大迫教授を演じた井浦さんは、「誰も見たことがないようなドラマを作っていくという、気概のある座組に出会えました」と感謝し、「共演者、スタッフをぐいぐいとその気にさせていく、杉咲さん、若葉くん。2人のすばらしさが、この作品の核となり、すべてに焼き付いているんだと思います。一緒にお仕事できて、うれしく思っています」とコメント。津幡師長役の吉瀬さんは、「みなさんの意識が高くて、津幡は私じゃないほうがいいんじゃないのかと思ったこともありました」と本音を吐露。そんな日々を思い出してか、クランクアップの瞬間、「いちばん近くで、芝居を助けてくれて、励ましてくれた」という杉咲さんから花束を贈られると、涙を浮かべる一幕も。また、星前役の千葉さんは「杉咲さん、若葉さん、2人の作品に対する向き合い方や熱意はすごかった」とふり返り、さらに「人と向き合うのって、大変だけど、なんとなくでやらないで、一つ一つを大切に、尊重し合って作っていったら、素敵なものができるんだなっていうのは、『アンメット』であらためて学びました」とコメント。若葉さんと熱い抱擁を交わし、役柄同様に現場を明るく盛り上げた。恋愛要素も担う重要な役どころを演じた岡山さんは、「こんな現場ないなっていう思いが、最初からずっとありました。ある種、どこまでいけるのか…映画とかドラマとか、そういう枠は関係なく、作品作りの上で、どこまでみんなで共同体として突き進めるのかをひたむきに、一丸となって挑戦していった作品でした」とふり返る。ついに幸せをつかんだ麻衣役の生田さんは、花束を持って駆けつけた杉咲さんと「えーー!ありがとう!」と笑顔でハグ。そして「ここでお別れっていうのはとてもさみしいのですが、みなさんにまた会いたいなと思うので、その日まで楽しみに、日々精進していきたいなと思います。本当にありがとうございました!」と名残惜しさをのぞかせた。なお、最終話放送を前に、これまでの内容を2時間に凝縮したダイジェスト番組が「TVer」で配信中のほか、最終回当日には地上波で放送もされる(※関西ローカルのみ【前編】午後2:45~/【後編】午後3:45~)。最終話あらすじ(6月24日放送)ミヤビ(杉咲花)が激しい頭痛に襲われ、倒れた。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障がいが出る可能性も高い。脳梗塞が完成して命に関わるのも時間の問題という切迫した状況に。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝えるが、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5mm以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意する。過去2年間の記憶を失い、今日のことも明日には忘れてしまう――。記憶障がいという重い障害を抱えながらも、毎日つづる日記を頼りに明るく前向きに生き、多くの患者に寄り添ってきたミヤビ。彼女の今日はまた、明日につながらなくなってしまうのか。命の危機にひんするミヤビと、彼女を救おうとする三瓶。2人を待ち受ける未来はーー。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月22日俳優の安田顕が、22日に都内で行われた映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の公開記念舞台挨拶に杉咲花、萩原利久、豊原功補、原廣利監督とともに登場した。同作は『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。○■安田顕、きょう寝坊した萩原利久を自身の寝坊エピソードでフォローイベントでは、作品の内容にちなみ「後悔してしまったエピソード」を監督・キャスト陣が披露。萩原がきょう寝坊してしまったエピソードを披露したことを受け、安田は「利久くん、そんな寝坊は小さいよ……私がしたいちばん大きな寝坊は10年近く前」と萩原をフォローしつつ、切り出す。「現場が筑波だったんです。秋葉原からつくばエクスプレスの始発に乗って現場に行かなければならなかったんです。起きてなきゃと思っていたんですが案の定やっちゃって、起きたらもう撮影が始まっている時間だった」と話し、会場を驚かせた。さらに「その現場で待っている役者さんが阿部寛さんと中本賢さんと吉川晃司さんだったんですね? 『あぁ終わったな、おれ』と(笑)」と笑いを誘い、「第2現場が川崎であったので、そこに行って待っていたんです。もちろん衣装は先の現場にありますから私服だったんですが、僕はローリングストーンズ好きなもんだから、私服が舌を出している(イラストがプリントされている)シャツだったんです。直立不動の体勢で待っていたんですけど、ずっと舌出してる(笑)」と壇上でジェスチャーを交えながら、再現してみせた。そして、「(ロケバスが到着して)『すみませんでした!』と言ったときに、阿部さんが『おぉ安田、お前終わったな』と(笑) 俺終わったんだぁと思ったんですけど、その後阿部さんのマネージャーさんが、『これ阿部が車の中で食べている麩菓子です』とくれて、その麩菓子の味が忘れられません……」と圧巻のトークで会場を盛り上げた。
2024年06月22日俳優の萩原利久が、22日に都内で行われた映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の公開記念舞台挨拶に杉咲花、豊原功補、安田顕、原廣利監督とともに登場した。同作は『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。○■萩原利久、『朽ちないサクラ』公開記念舞台挨拶に登場イベントでは、作品の内容にちなみ「後悔してしまったエピソード」を監督・キャスト陣が披露。萩原は「本日なんですけど……」とまさに今日起こったというエピソードを語り始める。「『EURO』というヨーロッパの大きいサッカーの大会がありまして、それが観たくて最近毎日朝4時に起きているんです。順調に4時に起きる生活をしていたんですけど、きのう夜10時からの試合を観てから寝たら、見事に起きれなくて……きょう寝坊しました(笑)」と明かした。MCから「スポーツお好きですね~」と声をかけられるも、萩原は罪悪感からか「はい。すみません……」と平謝り。「よりによって今日……マネージャーさんの電話で起きまして、『すみませんっ!!!』と(笑)」と照れた表情を見せながら、話していた。
2024年06月22日映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の公開記念舞台挨拶が22日に都内で行われ、杉咲花、萩原利久、豊原功補、安田顕、原廣利監督が登場した。同作は『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。○■杉咲花、『朽ちないサクラ』公開記念舞台挨拶に登場イベントでは、原監督が手掛けたという共通点から映画『帰ってきた あぶない刑事』より舘ひろしと柴田恭兵から監督・キャスト陣にサプライズで手紙が。舘は「ひとりの人間としての正義と警察組織としての大義。杉咲花さん演じる主人公・泉の正義、まっすぐな眼差しが素晴らしかった。混沌とした時代だからこそ、正義を貫くことの大切さを改めて感じることができました。原監督とご一緒した『帰ってきた あぶない刑事』とは同じ刑事モノでも真逆の世界観。共通するのは映画に登場する刑事たちの魅力を存分に引き出す素晴らしい演出力、手に汗握る映像展開に原監督の映画作りの力を感じました」とメッセージを送る。柴田も「『朽ちないサクラ』公開おめでとうございます。『あぶ刑事』の次に手掛けられた作品が、またも警察が舞台のしかもミステリーとのこと。『帰ってきた あぶない刑事』のようにアドリブ満載ではないでしょうね。間違ってもハーレーとショットガンで事件を解決しないようにと願います。原監督なら『帰ってきた~』のときと同じようにスタッフみんなと『いい作品撮るぞ』という空気をつくり上げて、これからも素敵な映画を生み出していくと思います。またどこかでお会いしましょう」と笑いを交えた手紙で会場を盛り上げた。MCの代読を聞いた原監督は「泣きそうですね…… うれしいです。まさかのサプライズでびっくりしました。とにかくうれしいです。作ったものが垣根を越えて観ていただけるのは大変光栄です」と感動しきりの様子。杉咲も「こんなことってあるんだなと思って……でもそれは監督のお人柄であったり、積み重ねてきたものが、こうやって作品と作品を超えたところで繋がったりすることがあるんだと思って感動しました」と感慨深げに語った。
2024年06月22日杉咲花が記憶障害の脳外科医を演じる「アンメットある脳外科医の日記」の10話が、6月17日に放送。三瓶とミヤビがお互いを思い合ったゆえの行動に「愛が強すぎる」などの声が上がっている。モーニングで連載中の同名漫画を原作とする本作は、記憶障害を持つ脳外科医の物語。丘陵セントラル病院で脳外科医として働く川内ミヤビを杉咲花、忘れられた婚約者で同僚の三瓶友治を若葉竜也、救急部長の星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、カテーテルの専門医・綾野楓を岡山天音、楓と結婚した西島麻衣を生田絵梨花、ミヤビの主治医で関東医科大学病院の脳外科教授・大迫紘一を井浦新が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だか分からなくなってしまったミヤビ(杉咲花)。大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険なため絶対に手を出さないよう釘を刺す。数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすらわからなくなっていく。その姿に、自分を重ね合わせ不安に駆られるミヤビ。一方、三瓶はミヤビの記憶障害の原因が、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わるとわかっているものの、再発すれば同じ結果を招くため手術の練習に没頭する。そんな三瓶に、ミヤビはある決意を口にし――というのが10話の展開。ミヤビは三瓶に手術はしないと告げる。それはもし手術を失敗してしまった場合、三瓶が苦しむことを考えての決断だった。しかし、三瓶は手術の練習をひたすら続ける。そんなミヤビと三瓶にSNSでは「みやびちゃんの日記の手術しないと決めた理由がとても苦しい」や「ミヤビちゃんが手術しないと決めた理由が三瓶先生の為なのが泣ける」、「ミヤビちゃんが手術しない理由が三瓶先生のことを心から思ってるからだし、三瓶先生が小料理屋たかみに行かずに黙々と練習してるのはミヤビちゃんのことを心から思ってるからだし、もう愛が強すぎる」などの声が。また、これまで同僚としてミヤビのことを見守ってきた星前(千葉雄大)が「俺はさ、ミヤビちゃんが決めたんならいつでも何でも応援したいの」と言ったあと、言葉を詰まらせる姿に「星前先生の涙にやられて私も泣いた」や「星前先生の存在ってあったかい。千葉さんだからかな。温かさが滲み出てる」、「いつもミヤビのことを気にかけて見守り声をかけてくれる星前先生。自分の意見を押し付けず、近づきすぎず、でもミヤビに寄り添ってくれる。ユーモアがあってミヤビが明るく居られるのは星前先生のおかげもあるんじゃないかな。ミヤビの周りに欠かせない一人だと再確認した」などの声が上がっている。【最終話あらすじ】突然激しい頭痛に襲われたミヤビ(杉咲花)は、倒れてしまう。検査の結果、再発が認められ、このまま症状が進めば意識障害が出る可能性も。さらに脳梗塞が起きれば、命に危険があることもわかっていた。三瓶(若葉竜也)は、すでに数時間しか記憶がもたなくなっているミヤビに、これ以上症状が進行するようなら、手術を任せてほしいと伝える。しかし、ミヤビの意思は固く、やはり手術はしないという。あきらめきれない三瓶は、限られた時間でノーマンズランドの0.5mm以下の血管を吻合できるよう練習に没頭。しかし、ミヤビの気持ちを察した津幡(吉瀬美智子)から、「彼女が望んでいることをしてあげて」と言われ、あることを決意し――。「アンメットある脳外科医の日記」は毎週月曜22時~カンテレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月18日月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」から、杉咲花と若葉竜也が反響を呼んだ第9話のミヤビと三瓶のラストシーンや、最終章へと突入した本作の残り2話について語るコメントが到着した。本作は、“記憶障害の脳外科医”という主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。第9話では、冒頭で綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)のスピード入籍に加え、綾野病院と丘陵セントラル病院が法人合併することが発表。一方で、ミヤビがある人物に得体の知れない恐怖を感じたことを皮切りに、ミヤビの記憶障害の本当の理由が明かされる様子も描かれた。特に視聴者の涙を誘い大きな話題になったのが、ミヤビと三瓶によるラストシーン。演じる杉咲さん自身も「忘れられません。いつまでもああしていたい14分でした」というあのシーンは、14分間にわたる長回し一発撮りで撮影、その場にいるスタッフも最小限の人数に減らして臨んだ渾身のシーンだという。若葉さんは「照明部、撮影部、録音部、演出部という各部署が力をあわせていろんなアイデアを出して一致団結できた」と、チーム力の高さに自信をのぞかせる。さらに「撮影前のリハーサルでは数十人のスタッフが輪になって芝居を確認して、1カットのために1時間以上セッティングして全員緊張してカメラがまわる。最高に贅沢な時間でした」と、知られざる舞台裏を明かした。6月17日(月)今夜放送の第10話では、一過性健忘の症状が現れたミヤビの脳の詳細を、ついに三瓶が知ることに。しかし非情にも、その事実は三瓶を悩ませることになる。三瓶がどんな決断を下すのか。そして、当のミヤビも未来の自分を彷彿とさせる患者を診ることにより、かつてないほどに不安を募らせ、ある決意をするまでが描かれる。物語はいよいよ最終章へと突入、杉咲さんは「さみしくてさみしくて。あと90話分くらい撮影していたい気持ちです」とコメント。一方の若葉さんは、「我々は9話のラストから10話、11話は1本の作品だと思っています。いろいろなものがうごめき出していきます。ぜひ目撃してください」と、残り2話への意気込みを語っている。杉咲花&若葉竜也コメント全文杉咲花(川内ミヤビ 役)Q.ついにラスト2回の放送となりました。これまでの放送を終えて、今の心境をお聞かせください。さみしくてさみしくて。あと90話分くらい撮影していたい気持ちです。Q.周囲の反応・反響はいかがですか。杉咲さんに届いたメッセージで、嬉しかったことはどんなものがありますか?周囲の反響で言うと、同業者の方々からこんなにも感想のご連絡をいただいたのは、初めての経験でした。こんなドラマに関わりたいと感じられるような作品作りができたら…という自分たちの密かな夢が、少し輪郭を成したような気がしてぐっときてしまいます。Q.ミヤビの日記や血管吻合もご自身が担っているとのことですが、ご多忙の中、時間をかけ相当な努力を陰でされていて…休憩中や自宅でも何時間でも没頭してしまうため、周囲も一度は止めたと聞いています。ご本人としては、どのような思いから取り組まれたのでしょうか?負けず嫌いだからです(笑)。去年の12月に監修の石川久先生から初めて縫合を教わった時、全然できなくて途方に暮れました。できないことを突きつけられた瞬間、この先カメラの前に立っても自分は医者じゃないと思ってしまう気がしたんです。目の前にあるたったひとつのことだけでもできるようになったら、川内ミヤビとして存在する自信になる気がして。毎日縫う練習をしました。Q.これまでの放送で、好きなシーン、印象に残ったセリフがあればお教えください。数えきれないほどありますが、9話のラスト、医局での三瓶先生とのやり取りが忘れられません。現場にいた全スタッフが大きな輪になってリハーサルを見つめ、各部署がアイデアと体力を振り絞って長回しに臨みました。自分でも信じられないほど緊張しましたが、俳優がどんな動きをしても絶対に捉えてやるという熱量で重たいカメラを担ぎ続け、どこが切り取られても最高に美しい光をセッティングし、ひとつの吐息も録りこぼさないほどの気概で音を拾い、祈るように見守ってくれているスタッフさんに囲まれながら行われた撮影。いつまでもああしていたい14分でした。Q.杉咲さんのアイデア、ご提案で実現したシーンや撮影方法などもあったと聞いています。(2話のサッカー少年とミヤビが向き合う、高架下でサッカーボールを蹴り合う長回しのシーンなど)具体的にどういったシーンだったか、その時のお考えなどお聞かせいただけますか?高架下のシーンでは、亮介(島村龍乃介)が自分の状態や気持ちをとても繊細に実感する重要なシーンでした。ゲスト出演というただでさえ緊張する環境のなかで、そこにいる人たちを信じて心を裸にしていく時間はとてつもないプレッシャーに襲われるはずで。少しでもフラットにその瞬間を生きられるために、Yuki監督とアイデアを出し合って、30分間の長回しをすることが決まりました。2話に限らずですが、1つのシーンにおいて1台のカメラでさまざまなアングルから撮影を重ねていくなかで、どのような撮り順で進めていくかについてはかなり話し合いをしました。自分が経験してきた現場は、どんなシーンであっても一発目は主人公から撮っていくことが多かったんです。だけど、主人公だけが輝いていても良い作品にはならないと思っていて。だからこそ、そのシーンにおいて何が一番重要で誰を輝かせたいのかを密に考えながら、鮮度のある表情を大切に納めていくことについて、監督や米田(孝)プロデューサー、若葉さんと徹底的に話し合いを重ねました。Q.また、脚本作りにも参加されたとのことですが、どのように打ち合わせを重ねられ、どのように杉咲さんの思いが反映されていますでしょうか。打ち合わせは主に米田プロデューサー、Yuki監督、若葉さんの4人で行うことが多かったのですが、特にそれぞれの役のセリフにおいて適正な言葉を精査すること、伝えたいことを言語だけに頼らず表現する方法を探すことに注力していきました。例えばたった一言のセリフや語尾、“てにをは”についての精査に1時間以上かかることも日常的で、決定的な情報を敢えてセリフにしないことに関しては緊張が走る瞬間もありました。ですが説明しすぎないということは、受け手を信じるということで。作劇上の都合で出口を誘導するのではなく、それぞれの役がひとりの人間として気持ちの筋を通すことを最優先するため、さまざまな視点からの擦り合わせを心がけていました。Q.SNS上で、ミヤビがそこに生きているかのような、杉咲さんのナチュラルな演技に反響が大きく、また食事のシーンが印象的と話題です。ご本人としては、意外な反響に驚いたこと、反応・反響をみて思っていたことなどありましたらお聞かせください。やはりみんなで時間をかけて話し合ってきたことについて、視聴者の方々がしっかりキャッチしてくださっていることがすごく嬉しくて。意図していなかったところでも、その人だけの感性で受け止めて、その人だけの物語が育まれていっていることが最高に嬉しいです。Q.撮影現場での思い出深いエピソードお教えください。みんなで集まってオンエアを見届けたり、スタジオの前室でお米を炊いて食卓を囲むような時間を過ごしたり、キャリアや部署を問わず、くだらない話でゲラゲラと笑っていたり。時にはすれ違いが起きて、気まずい空気が流れた場面もありました(笑)。だけどそれは、真剣だったから。毎日を一緒に過ごしていると、いろんないろんなことが起きるけど、喜びも涙も、好きなお菓子もみんなで半分こすることができたすべての瞬間が宝物です。Q.杉咲さんは撮影が始まる前、全スタッフの顔と名前を覚えられるようスタッフ一覧を作られたり、現場にパーカーをプレゼントして一人一人の名前を直筆で添えたりなど『アンメット』に関わる方々に深い愛情と熱意をかけられているのが伺えます。座長としての思い、お考えをお教えください。感謝とか愛情は、言葉や態度でなるべく伝えていきたくて。軽やかに伝えることって難しいし、自分にできることも少ないですが、作品に関わるひとりひとりが大切で、誰もが欠けてはいけない存在であることをみんなで共有できたら、現場が“行かなきゃいけない場所”じゃなくて、“明日も行きたい場所”になるんじゃないかなって。またみんなに会いたいです。Q.10話や今後の展開のみどころ、視聴者にメッセージをお願いします!アンメットが大好きでたまらないみんなと力の限りを尽くした自信作です。是非お家のテレビで観てください。若葉竜也(三瓶友治 役)Q.ついにラスト2回の放送となりました。これまでの放送を終えて、今の心境をお聞かせください。心血注いだだけあって、後半に向かって少しずつ数字も上がってきましたし、今までドラマを久しく見てなかった方々の声も多くいただくので、それはすごく心の支えになりますね。丁寧にやって良かったなと。Q.『アンメット』キャスト陣の演技に賞賛の声が多く、また「三瓶先生」や「若葉竜也」など若葉さんの関連ワードがトレンドにランクインすることも多いです。ご自身が実感する反響はどんなものがありますか?近所のコンビニの店員さんに顔がバレたくらいですかね(笑)。あまり外出しないので、実感みたいなのはあまりないです。嬉しかったこととしては、SNSに頂いたコメントで、お医者さんを目指していたけど、持病もあり諦めていたという方から、「アンメット」を見て、やっぱり医者をめざしてみようと自分で決めましたっていうコメントをいただいたり、あと、高次脳機能障害の小さい男の子を持つお母さんから、温かいメッセージをいただいたんですけど、テレビで「アンメット」をみて、その子が泣いてたらしいんです。お母さんが、「どうして泣いてるの?」て聞いたら、「わかんない…」って言っていたらしくて。反響をいただいたり、数字が伸びているというのは、もちろん嬉しいんですけど、そういうメッセージをいただくことが、「アンメット」をやってる意味があったなと、僕が一番うれしかったのは、そこですかね。Q.SNSでは、三瓶先生がミヤビにもらったロールキャベツは右手で食べる(味わいたいから)でも、普段は左手でご飯を食べている(医者の鍛錬として)のが、『演技が細かい』との声がありますが、左手を使うことで苦労したことなどありますか?あれは別に誰に言われたわけでもないのですが、僕は利き手が右手なんですけど、勝手にやり始めましたね。原作にも三瓶が、普段は左手で食べるけど何かきっかけがあれば、右手で食べるという描写が少しあって頭にあったので、割と自然にやりはじめました。このシーンでは、左手、このシーンなら右手かなというのを自分の感覚でやっているという感じですかね。今はもう、左手で食べられるようになったんですけど、練習中は毎日家でも左手で食べるようにはしてましたね。一切説明もないのにそんな所に気づいてくれる人たちがいるなんて嬉しいですね。Q.ネットで若葉さんが「世界に知られてしまったか」と話題になりました。それは、「俺たちの若葉竜也が世間に見つかってしまった!」というようなファンの熱量を感じます。そういった声は、ご本人に届いていますでしょうか?めちゃくちゃ届いています(笑)。昔から応援してくださっているファンの方、僕がまったく仕事をしていない時から見てくれている人は、ある程度認識してるんで。本当に礼儀正しくて、秩序が守られたファンの方が多くて、人格がすごく素敵なんだろうなと思います。ただ、やっぱり僕はひっそりと暮らしていたいですね。有名になる事とか、ブレイクとか、本当に興味がないんだと思います。Q.7話で今泉力哉監督がコーヒーショップの店員役として出演しました。今泉監督とどんなお話をされましたか?今泉さんが出たらきっと面白いだろうなと前からぼんやり思っていて…。プロデューサーの米田さんや杉咲さんに話したら、2人とも今泉さんどうかなと同じように思っていたみたいで、なるほどじゃあどこではめられるかなと…カフェ店員役はわりと満場一致でしたね。Q.これまでの放送で、好きなシーン、印象に残ったセリフがあればお教えください。アドリブっぽく見えるとこほど、実は台本があって、台本にないアドリブは、わりとバレてないんです。そういったあたりの感想をみて、ニヤニヤしてますね。例えば、6話の「チクっとしますよ」というのは、台本通りです。あれは、何カットも撮った上で笑うタイミングとか、セリフの間とかしっかり作られた芝居として存在していて。逆に、3話の「ぶっ飛ばします。昨日ロッキー見たんで」、あれはアドリブですね。原作の中に、三瓶は、ロッキーが好きというくだりがあったので、頭にあって。その場でやってみて、そのシーンを撮影してから、スタッフさんがセリフとして“ロッキー”が使えるかを確認してましたね。台本では「あの野郎」だけでした。そういうシーンはたくさんあるので見つけてください。自分のお気に入りを探してくれたら嬉しいです。個人的には星前(千葉雄大)がお母さんの事を話すシーン。感動しました。素晴らしすぎるお芝居でしたよね。あとは術者の景色を見たミヤビが「忘れたくないなぁ」と呟くシーン。杉咲さんがあの台詞をあの温度で発した事に鳥肌が立ちました。4話のラスト、綾野の「前にもこんなことあったな」ってとこも本当に素晴らしかったですね。Q.10話や最終話にむけて「アンメット」視聴者にメッセージをお願いします。前回放送の9話は、「アンメット」チーフ助監督の日高(貴士)さんが監督をしていて、ずっと傍らで見てくれていた方だったというのもあって、自由にやらせてもらいました。最後のシーンは、14分長回しだったり。近くで見ていてくれたからこそ、撮れた画がたくさんある。照明部、撮影部、録音部、演出部という各部署が力をあわせていろんなアイデアを出して一致団結できたなと思います。撮影前のリハーサルでは数十人のスタッフが輪になって芝居を確認して1カットのために1時間以上セッティングして全員緊張してカメラがまわる。最高に贅沢な時間でした。10話11話は、またメイン監督のYuki監督が担います。Yuki監督は繊細に芝居をみて、掬い取ってそれをしっかり作品に組み込む方なので俳優としては緊張する相手です。同時に僕もそんな監督がなにを見つめているのかを細かく見ています。演出家と俳優として緊張感がある理想的な関係性なので、一瞬の油断もできません。我々は9話ラストから10話、11話は1本の作品だと思ってます。いろいろなものがうごめき出していきます。ぜひ目撃してください。<6月17日(月)放送第10話あらすじ>一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶が誰だか分からなくなってしまったミヤビ。今回は軽い発作で済んだが、大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すな、と釘を刺す。数日後、画家の柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最も悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分もこの先、何もかも忘れてしまうのだろうかと不安に駆られて…。「アンメットある脳外科医の日記」は毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月17日杉咲花主演「アンメット ある脳外科医の日記」の撮影現場で、若葉竜也・岡山天音・尾崎匠海の誕生日祝いが行われた。クライマックスに向け、ドラマも大きな盛り上がりをみせる本作。9話放送後、SNSでは「凄い作品をみているなあ…」「日本ドラマ史に残るような名シーン」「若葉竜也と杉咲花のとんでもない演技がみられます」と大きな話題となり、8話に続いてX(旧Twitter)の日本と世界のトレンド1位を獲得。また、関東の世帯視聴率も、5話以降上昇を続け番組ベストを更新した(関東世帯6.3%)。3名合同のバースデーサプライズは、ドラマの舞台となる「丘陵セントラル病院」にて、“ミヤビ”杉咲花、“星前”千葉雄大、“津幡”吉瀬美智子、“藤堂”安井順平、“成増”野呂佳代、“森”山谷花純、“小春”中村里帆、“高美の大将”小市慢太郎、“高美の女将さん”阿南敦子らと、医局にて“あるシーン”を撮影するタイミングで行われた。スタッフから「みなさま!6月10日は若葉竜也さん!6月14日は尾崎匠海さん!6月17日は岡山天音さんのお誕生日です!」と声がかかると、拍手と歓声で大いに盛り上がるチーム『アンメット』。知らされていなかった若葉さん、岡山さん、尾崎さんは、突然のことに「えーー?いや~」と、少し照れくさそうな様子。そこへ、杉咲さんらが豪華なバースデーケーキとともに笑顔で登場。3人それぞれにプレゼントが手渡され、キャスト&スタッフが全員でバースデーソングを歌い、盛大にお祝いした。若葉さんは「だからか…(笑)。みんな何してんだよって思ってたんだよね」と苦笑い。あらためて、3人に「おめでとーー!!」と、大きな拍手が送られた。サプライズの感想を聞くと、尾崎さんは「まさか祝っていただけると思ってなかったので、ガチでうれしかったです。本当にありがとうございます!」と喜んだ。岡山さんは「僕、誕生日が17日なんで…、若葉くんと尾崎くんと誕生日が近かったおかげで、なんとかおこぼれをいただけてよかったです。ラストスパート、力合わせて頑張りましょう!よろしくお願いします!」と、ユーモアで周囲を沸かせる。最後に若葉さんが「みなさん、ありがとうございます!あと少しでクランクアップですけど…、精一杯楽しみたいと思います。ありがとうございます!」と、笑顔を見せた。ドラマは、ラスト2回。次週10話は、17日(月)に放送される。「アンメット ある脳外科医の日記」は毎週月曜22時~カンテレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月14日人と花を結ぶ“花結い師”TAKAYAがプロデュースする、京都・祇園の、“花”をコンセプトにしたスフレチーズケーキ専門店「Souffle Cheesecake HANA」は、夏限定のかき氷2種を2024年6月15日(土)よりイートイン限定で提供いたします。かき氷・花数多くの花・ハーブ・ドライフルーツをふんだんに使って作られた特製のシロップを使い、“食べられる花”エディブルフラワーと共に提供。暑い夏にぴったりの爽やかな味わいのみならず、美しい見た目も楽しめる新感覚のかき氷です。かき氷・花(1650円・税込)かき氷 花(原材料)ローズレッド/マロウブルー/カモミール/マリーゴールド/ハイビスカス/ヒース/オレンジピール/ビルベリー/ジュニパーベリー/シナモン/ジャスミン/ジンジャー/ネトル/ローズヒップ/ドライフルーツ数種甜菜糖から作った花のシロップ/生クリーム/ストロベリージャム/エディブルフラワー/天然水を使用した氷かき氷・抹茶伏見・椿堂による当店オリジナルブレンド抹茶「一華」を使用した、抹茶のかき氷。渋みが少なく、上品で深みがあり、奥ゆかしい香りが特徴。エディブルフラワーをトッピングした、ここでしか食べることのできない、特別な抹茶かき氷です。かき氷・抹茶(1540円・税込)かき氷 抹茶(原材料)生クリーム/エディブルフラワー/天然水を使用した氷/抹茶■Souffle Cheesecake HANA について~「花を食べる」をコンセプトにした、“花のチーズケーキ”専門店~人と花を結ぶ花結い師 TAKAYAが厳選した、花を飼料に育てた鶏が産んだ卵、ハーブを食べて育つ牛 から採れる牛乳など“花から産まれた原材料”をふんだんに使用しています。チーズケーキには、ハーブ(花)と果物で作ったオリジナルのジャムを選んで食べるスタイルを提案。食べた瞬間、花に包まれるような新感覚のスイーツです。また、イートイン限定で、食用の生花「エディブルフラワー」をトッピングした、花が一面に 咲き乱れるスペシャルフレイバーも提供しています。営業時間 : 営業11:30~18:00(17:30 L.O.) 休業日 月・火曜日所在地 : 605-0063 京都府京都市東山区東大路通下ル松原町 294 祇園荘 1F座席数 : 18席TEL : 075-585-4506公式ホームページ: ONLINE STORE : MENU-Cafe- *10%税込メニュー・オリジナルチーズケーキ(生クリーム)1,100円・抹茶チーズケーキ (生クリーム)1,320円・花結いチーズケーキ(エディブルフラワー、生クリーム)1,760円・花結い抹茶チーズケーキエディブルフラワー、生クリーム)1,890円ジャムを1種類お選びいただけます。・Blueberry & Herb Bouquet(ブルーベリー&ハーブブーケ)・Peach & Erica(ピーチ&エリカ)・Mango & Chamomile(マンゴー&カモミール)・Apple & Cinnamon(アップル&シナモン)・Orange & Jasmine(オレンジ&ジャスミン)ONLINE STORE *8%税込~花を贈るように、花のチーズケーキを贈る~「大切な日に、大切な人へ。気持ちを込めた贈り物として、花を贈るように、花のチーズケーキを贈っていただきたい」。との想いから、「Souffle Cheesecake HANA」のチーズケーキは、オンラインショップから全国への配送も可能。メッセージカードを沿えるサービスも承っています。*オンラインショップではホールケーキのご注文のみ承っております。チーズケーキ(オリジナル)5,400円チーズケーキ(抹茶)5940円*送料は別途頂戴いたします。*お好きなジャムをひとつお選びください。*冷凍の状態でお届けします。■花結い師 TAKAYAについて1975年生まれ。2004 年より京都を拠点に、人と花を結ぶ「花結い師」としての活動を開始。生花で独創的なヘッドドレスを制作し話題を呼ぶ。人に花と衣をまとい華に開花するパフォーマンス「花衣華(かいか)」を国内外で開催し、活動の場を広げる。2010年、YUMI KATSURA GRAND COLLECTIONにて花結いを行い、以降もコレクションを担当。堂本剛アルバム「Shamanippon-ロイ ノチノイ」で花結いを担当.イギリス最大手新聞であるデイリー・テレグラフ紙をはじめ、オランダの有名雑や新聞など、海外メディアからも注目を集めている。企業やブランドとのコラボレーションによる作品制作の一方で、自ら制作する作品においては、人と花から受けるインスピレーションの表現や、即興による花結いを行い、見る人の感性を動かす「美」を追求している。最近では、IWAYA TOSIKAZU ウエディンドレス花結いを担当する。マツコ・デラックス、小松菜奈(Uber Eats CM)、藤あや子(CDジャケット)の花結いも手がける。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年06月12日杉咲花が記憶障害の脳外科医を演じる「アンメットある脳外科医の日記」の9話が、6月10日に放送。三瓶とミヤビのハグに「2人の演技に圧倒」「トップレベル」など絶賛の声が上がっている。モーニングで連載中の同名漫画を原作とする本作は、記憶障害を持つ脳外科医の物語。丘陵セントラル病院で脳外科医として働く川内ミヤビを杉咲花、忘れられた婚約者で同僚の三瓶友治を若葉竜也、救急部長の星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、カテーテルの専門医・綾野楓を岡山天音、ミヤビの主治医で関東医科大学病院の脳外科教授・大迫紘一を井浦新、楓と結婚したグループ会長の孫・西島麻衣を生田絵梨花、会長の西島秀雄を酒向芳が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。過去に三瓶(若葉竜也)、綾野(岡山天音)、麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)。麻衣に尋ねると、その記憶が南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだとわかる。しかし、婚約については麻衣も詳しくは知らず、真実を知るのは三瓶ただひとりということに。そんな中、麻衣から「大迫教授はミヤビちゃんに言ってないことがある」と聞いたミヤビは大迫(井浦新)の元を訪ねる。結局何もわからず帰ろうとしたミヤビは、偶然、西島(酒向芳)と出くわし、西島の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)を見て足がすくむ。理由は分からないが、とてつもない恐怖を感じていた。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じた三瓶は、話を聞く。後日、一度は何も答えなかった大迫から呼び出しを受けるミヤビ。大迫は「全部話すよ」と自分の思いを語り始めて――というのが9話の展開。綾野と麻衣は、婚姻届を出して結婚。綾野病院は丘陵セントラル病院と合併することになり、綾野もミヤビたちと一緒に働くことに。麻衣は母と家を出て、綾野と3人で暮らし、綾野病院の経理を担当していた。また、ミヤビは大迫から少しの可能性に賭けてリスクを犯してしまう三瓶の過去について聞かされる。そしてミヤビの記憶障害の原因は、メスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあることを告げられる。もし三瓶の耳に入れば、手術を強行しかねないため、大迫は真実を隠していた。大迫の真意にSNSでは「大迫教授めちゃめちゃ疑ってました、、、、、、ごめんなさい、、、、、」や「大迫教授もずっと闘ってきたし、三瓶先生もずっと闘ってきたんだな…。二人は違うやり方だけど、信念はお互いある」、「大迫教授も三瓶先生もミヤビちゃんを大切に思う気持ちは一緒…」などの声が。その後、2人で話していたミヤビと三瓶。兄弟の話になり、亡くなった兄のことを思い出し三瓶は涙を滲ませる。三瓶は自分が8歳の時に重度障害のある兄を施設に送ったこと、それが最善だと思ったものの兄は泣いていたこと、世の中も自分も兄のためと言いながらただ遠くに見えないようにしていただけなのかもしれないことなどを話す。過去に担当した患者について、「僕はまだ光を見つけられていません」と涙を流して話す三瓶に、「私だったら、嬉しかったと思います。もし聞こえてたんだとしたら、ちゃんと聞こえてるよって言いたかったんじゃないかなって。多分、光は自分の中にあったら良いんじゃないですかね。そしたら多分、暗闇も明るく見えると思います」と言うミヤビ。それはかつてミヤビが三瓶に言った言葉と同じ内容のものだった。椅子を近づける三瓶を一度止めて「三瓶先生は私のことを灯してくれました」と言うミヤビ。そんな彼女に三瓶は頭を預け、ミヤビは彼を温かく抱きしめるのだった。そんなミヤビと三瓶のやり取りに「もう何も言えません。言葉が出てきません。ただただ号泣しました。2人の演技に圧倒されました。アンメットに出会えて本当によかったです」や「三瓶先生が1回ハグにいこうとしてミヤビちゃんが止めてセリフを言うシーンがなんかリアルでそこも良かったな」、「あの抱擁シーン、今までに見てきた様々なハグの中で、相当トップレベルに良すぎるものだった。三瓶先生を受け止める川内先生が、いつの間にか三瓶先生が優しく抱きしめていた」などの声が上がっている。【第10話あらすじ】一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶(若葉竜也)が誰だかわからなくなってしまったミヤビ(杉咲花)。大迫(井浦新)は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すなよ、と釘を刺す。数日後、絵描きの柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。最悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態。やがて周作は、徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすらわからなくなっていく。その姿に、ミヤビは自分を重ね合わせ不安に駆られていく。一方、三瓶は大迫の元で見た、より精細な脳のMRI画像を思い出していた。ミヤビの記憶障害の原因は、決して人がメスを入れてはいけない領域“ノーマンズランド”にあり、無理に手術をすれば命に関わる状態。しかしこのまま放っておいて再発すれば、同じ結果を招く。手術しかないのかという葛藤をしながら、手術の練習に没頭する三瓶に、ミヤビはある決意を口にし――。「アンメットある脳外科医の日記」は毎週月曜22時~カンテレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月11日『孤狼の血』シリーズなどで知られる柚月裕子の警察ミステリー小説を映画化した『朽ちないサクラ』が6月21日(金)、公開される。県警、一般職の広報職員が殺人事件の謎を追う、というストーリー。主人公を演じるのは、『市子』で女優として新境地を切り開き、注目を集めた杉咲花。彼女の名前といい、タイトルといい、花めく感じだが、この映画、ドラマの展開に呼応するかのように、実にきれいな桜が効果的にバックに現れる。CGではなく、ロケ地に咲いていた本物の桜だ。思いもよらぬ展開に導かれ、この桜が映し出されるとき、いいようもない思いに包まれます──。『朽ちないサクラ』県警の広報課に勤務する事務職員が主人公のミステリーときいて、テレビの長時間ドラマなどでよくある、たまたま事件現場に居合わせた作家とかタクシー運転手、天才大学生が、シロウトながらに能力を発揮してしまう探偵系かと想像していたが、ちょっと違う。杉咲花が演じる森口泉は、一般職採用の職員で、捜査は仕事ではない。実は、やむにやまれぬ事情があり、ある思いに突き動かされるように、強い意思を持って事件を調査することになる。その事情と、彼女の行動力に説得力があるのだ。ストーカーによる女子大生殺人事件に警察の不祥事がからみ、クレームの電話で広報課はてんやわんやというところが、映画の導入。女子大生が事前に被害届をだしていたにも関わらず、窓口の生活安全課が慰安旅行に行っていて、被害届の受理が先延ばしにされた不祥事。地元新聞がそれを独占スクープ記事にしたことで発覚したのだが、泉はその記事を親友の新聞記者・津村千佳(森⽥想)が書いたものと疑う。慰安旅行のことをうっかり彼女に話してしまっていたからだ。ところが、津村は自分が書いたのではない、身の潔白をはらすといい、なかばケンカ別れのようになってしまう。そして1週間後、彼女が変死体で発見される。自分の不注意がもとで親友が死んでしまった。自責と後悔の念にいたたまれず、犯人逮捕の一助になればと動きだす泉。上司の広報課長・富樫(安田顕)も不本意ながらそれを容認するのだが……。ここからは、謎解きミステリーと警察サスペンス。ぐいぐいみせてくれる。重要な要素は、殺人などを捜査する刑事警察と、テロや政治犯罪などを扱う公安警察の対立構造。同じ警察なのに没交渉、仲がよくないといわれる。特に、公安は秘密主義が徹底していて、闇の部分が多い、謎めいた存在だ。ドラマは、泉を中心に、4人のメインキャラクターで展開していく。まず、上司の富樫課長(安田顕)、53歳。もともと公安で活躍していたが、カルト宗教にからむ事件の捜査ミスが原因で、配置転換させられたという設定だ。いまは広報課だから、たいていの部署に顔がきく。クールな、人間観察に長けた、勘の鋭い上司である。捜査一課の刑事・梶山(豊原功補)、53歳。富樫課長とは同期だ。殺人事件の捜査にあたっている。いかにも武闘派風で、「事務職のお嬢ちゃん」とか、「てめぇの職場で事務だけしてろ」と言いはなつパワハラ、セクハラ寸前のキャラだが、その男気が、感動的。そしてもうひとり、不祥事を起こした部署に所属している、泉のことが好きな磯川俊一、25歳。泉の捜査に協力する、いわばバディ的存在。ドラマ『美しい彼』などで人気に火がついた萩原利久が、初めての刑事役を演じ、自然とこの映画の進行役にもなっている。そんな名演のなかで、杉咲花はやっぱり、インパクトを放つ。一途で芯のある役を演じたら、いま若手でダントツの女優といっていい。まっすぐに見つめる瞳は、どんな言葉よりも真実を突く。目力で語っちゃうのだ。監督は原廣利。5月公開の『帰ってきた あぶない刑事』につづき、本作が彼の劇場用映画2作目になる。今回もカーチェイスシーンを加えたり、さまざまな演出にチャレンジしているが、特にこだわったのは絵作り。原監督は「タイトルにある通り“サクラ”がキーワードになってきます。“正義”とは一体何か?それぞれの“正義”が交錯する時に、サクラを魅せることで物語の骨格を表現したい」と語っている。撮影は昨年の春。愛知県の岡崎、蒲郡周辺で行われ、神社や川などの桜はすべてロケ撮影されたもの。まだ、つぼみのころから始まり、満開で大団円をむかえる。桜吹雪のなか、ある決意をする泉、杉咲花の姿がとても印象的だ。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】中川右介さん(作家、編集者)「……「真の犯人」を探すミステリとして、よくできている。いたるところに置かれた伏線が回収されていく……」中川右介さんの水先案内をもっと見る()夏目深雪さん(著述、編集業)「……事件を調べ始める警察の事務職のヒロイン泉を、『市子』の熱演が記憶に新しい杉咲花が好演……」夏目深雪さんの水先案内をもっと見る()(C)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
2024年06月10日杉咲花主演の映画『朽ちないサクラ』の完成披露上映会が6月3日に行われ、杉咲さん、共演の萩原利久、豊原功補、安田顕、原廣利監督、原作者の柚月裕子が舞台挨拶に登壇した。事件の謎を独自に調査していく県警の広報職員・森口泉役を演じた杉咲さん。この日、1万人を超える応募の中から選ばれた満員の観客を前に「沢山の方々が映画を楽しみにしていただいていると思うと、撮影が1年前なので懐かしさもありながら、ようやく皆さんにお届けできることが楽しみです」と嬉しさをかみしめた様子。季節と場所にこだわって蒲郡市でロケした桜に触れて「自分の人生で見た中で一番美しい桜だと感じました。あの迫力がそのまま画に映し出されている気がします」と見どころに挙げていた。泉(杉咲さん)のバディ的な存在となる年下で同期の磯川俊一役の萩原さんは、杉咲さんとの共演は2度目となるが「実は1度目の共演は役柄上ほとんどお話をしていなかったので、共演は2度目なのに『はじめまして…』な不思議な感覚が最初はありました」と照れ笑い。杉咲さんが、「磯川は泉にとって生きることと密接な存在なので、フワッと舞い込んできてくれる利久君が演じてくれたからこそ、肩の力が抜けていくような感覚がありました。いてくれている日は救われた感じがありました」と感謝すると、萩原さんは「ホッとしました」と胸を撫でおろしていた。萩原利久また、県警捜査一課の熱血刑事・梶山浩介役の豊原さんは、原監督が手掛けた公開中の映画『帰ってきた あぶない刑事』を意識し、「僕は『あぶ刑事』に負けないくらいの刑事魂を、その熱さを」役柄に込めたと笑顔。主演の杉咲さんについては「原作のデジャヴかのような視線の強さ、凛とした佇まいがあった」と絶賛。杉咲さんも「撮影では目の前に立たれるだけで圧倒されて、自分の心がグラッとしそうになる瞬間もありました。いい緊張感をいただきましたが、今日は舞台挨拶前に笑って会話をすることが出来て嬉しかったです」と共演を喜んでいた。豊原功補泉の上司で元公安の富樫隆幸役の安田さんは「杉咲さんとは世間話をしようと思って『昨日何食べた?いい天気だね?』と本番直前まで話しかけてしまい、集中力を欠けさせてしまったかも…」と反省しつつ、「杉咲さんは普段は奥ゆかしさを持っている方で、かつお芝居に対して魅了な答えを瞳の奥にお持ち。一緒に対峙して芝居するのが光栄でした」とリスペクト。安田顕杉咲さんは「悲しいシーンや苦しいシーンが多い中、安田さんはご自身が映っていない場面でも目の前にいて同じ熱量でいてくれて、心がかき乱される瞬間があって助けられました」と信頼を寄せていた。『あぶ刑事』最新作と「同じ監督とは思えない!」の声も『帰ってきた あぶない刑事』に続き、長編映画監督作2本目となる原監督。「『あぶ刑事』はふざけつつもポップに展開する映画だが、こちらは骨太なサスペンスミステリー。すでに見てくれた方からは、同じ監督とは思えない!情緒どうなってるの?と言われるが、それくらい違います。でも両方とも100%の力を出して撮りました」と手応えを得たよう。原廣利監督一方、『孤狼の血』シリーズで知られる原作者の柚月さんは完成した本作について「映像ならではの魅力があり、演技、音楽、桜の美しさを大きなスクリーンで味わう感動と面白さがある。色々な意味で映画の素晴らしさを感じる作品」と太鼓判を押していた。柚月裕子最後に原監督は「この映画は、それぞれの正義が重なり合って事件が進みます。俳優部とスタッフと一生懸命作った渾身の『朽ちないサクラ』です。多くの方々に広げていきたいです」とアピール。主演の杉咲さんも「捜査権限を持たない一人の女性が公安の闇に立ち向かう壮大なテーマの中に、人の機微が映し出された映画です」と語る。杉咲花「泉は大切な人を傷つけてしまい、そんな泉のことを好きにはなれない方もいるかもしれない。でも自分なりの方法で責任を取ろうとする姿を見つめた時に、自分は他者とどう付き合っていきたいのか問われる気がして、そんなことを考える2時間があってもいいのではないかと思いました。『朽ちないサクラ』を皆さんがどんな風に感じてくださるのかとても楽しみです」と、観客たちのリアクションに期待を込めていた。『朽ちないサクラ』は6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:朽ちないサクラ 2024年6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会
2024年06月04日杉咲花が記憶障害の脳外科医を演じる「アンメットある脳外科医の日記」の8話が、6月3日に放送。政略的な婚約が破棄寸前だったものの、本音を吐露しあい素直になった麻衣と綾野カップルに「推せる」や「おめでとう」などの声が上がっている。モーニングで連載中の同名漫画を原作とする本作は、記憶障害を持つ脳外科医の物語。丘陵セントラル病院で脳外科医として働く川内ミヤビを杉咲花、忘れられた婚約者で同僚の三瓶友治を若葉竜也、救急部長の星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、関東医科大学病院・脳外科医の綾野楓を岡山天音、楓の婚約者でグループ会長の孫・西島麻衣を生田絵梨花、会長の西島秀雄を酒向芳、ミヤビの主治医で関東医科大学病院の脳外科教授・大迫紘一を井浦新が演じている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。自分との結婚が綾野(岡山天音)を苦しめると思った麻衣(生田絵梨花)は、結婚をやめると言い出す。しかし、麻衣との結婚で西島グループの傘下に入らなければ、多額の借金を抱える綾野病院は確実に倒産。麻衣の真意が分からない綾野は、突然の婚約解消に理由が分からず困惑する。息子の結婚のカラクリを知った綾野の父・勲(飯田基祐)は、経営再建のために過疎地医療を廃止することに猛反発。綾野は必死に説得を試みるが、とりつく島もない。そんななか、往診に出かけた勲が交通事故に。丘陵セントラル病院に運び込まれ、ミヤビ(杉咲花)たちが手術を執り行う。手術は無事に終わるが、勲には喜怒哀楽を抑えられなくなる「社会的行動障害」という後遺症が残り、しばらくの間、勲に代わって綾野が過疎地の診療所へ通うことになる。一方、三瓶(若葉竜也)から「僕たちは、婚約していました」と打ち明けられた記憶がよみがえったミヤビは、目の前にいる三瓶にそれが事実かどうか確かめることもできず、戸惑っていた。さらに、以前に綾野とふたりで美術館へ行き、そこで告白されたことも思い出して――というのが8話の展開。実はミヤビは過去に3度綾野に告白され、どれも断っていた。何か思い出すかもしれないと、綾野と一緒に美術館に行くミヤビ。綾野はそこで、麻衣との思い出を度々口に出す。そんな綾野にミヤビは麻衣への思いを感じるのだった。そして病院に戻ったミヤビは、三瓶に「綾野先生とふたりで会うのはこれきりです」と発言。「なんでそんなこと僕に言うんですか?」と言われ、うまく返せないが家に帰ってノートを見ながら「強い感情は忘れません。記憶を失ってもその時感じた強い感情は残るんです」という三瓶の言葉を思い返すのだった。そんなミヤビの変化にSNSでは「三瓶先生に話す時のミヤビちゃん恋する乙女の顔してた可愛いすぎでしょ」や「“わかりません”って言っちゃうとこにキュンだわ。恋だねぇ」、「記憶関係なく、ミヤビは今三瓶先生が好きなんだ」などの声が。また、いつも相手のことを考えて行動してきた綾野は、父に自分のやりたいように生きるよう言われ、麻衣にもう一度プロポーズ。借金のことやふたりの今後についてなど、考えることは山積みだが、思いが通じ合ってすっかり相思相愛モードに突入したふたりに「ミヤビちゃんを好きだと思っていたけど、いつのまにか心には麻衣ちゃんがいたんだね」や「素直になった結果ものすごい勢いで突き進む楓×麻衣カップル推せる」、「綾野先生と麻衣ちゃん、遠回りだったけど無事に結ばれて良かった。おめでとう」などの声が上がっている。【第9話あらすじ】過去に三瓶(若葉竜也)、綾野(岡山天音)、麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)。麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考え尋ねると、その記憶が南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。しかし、婚約については麻衣も詳しくは知らず、真実を知るのは三瓶ただ1人ということに。そんな中、偶然、西島(酒向芳)と出くわしたミヤビは、西島の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)を見て足がすくむ。理由は分からないが、とてつもない恐怖を感じていた。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じた三瓶は、話を聞く。一方、麻衣から「大迫教授はミヤビちゃんに言ってないことがある」と聞いたミヤビは大迫(井浦新)の元を訪ねる。一度は何も答えなかった大迫だったが、あることをきっかけにミヤビを改めて呼び出し、「全部話すよ」と自分の思いを語り始め――。「アンメットある脳外科医の日記」は毎週月曜22時~カンテレ系にて放送中。(シネマカフェ編集部)
2024年06月04日映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の完成披露上映会舞台挨拶が3日に都内で行われ、杉咲花、萩原利久、豊原功補、安田顕、原廣利監督、原作者・柚月裕子氏が登場した。同作は『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。○■杉咲花、映画『朽ちないサクラ』完成披露舞台挨拶に登場今回の完成披露イベントに1万人以上の応募があったとMCから聞かされた杉咲は、「たくさんの方々にこの映画を楽しみにしていただけているんだなと思うと、本当に嬉しいです。ようやくお届けできることが楽しみです」と感慨深げな表情で話す。撮影は約1年前に行われたそうで、「桜がモチーフになった作品で、本物の桜を撮りたいと監督がおっしゃって、蒲郡でロケをさせていただいていたんですけど、人生で見たなかで一番美しい桜でした。あの迫力がそのままの画に映し出されているように感じたので、本当に早く皆様にお届けしたい」と振り返った。また、イベントでは作品のキャッチコピー「私を信じて」にちなみ「これだけは信じてほしい自信があるところ」についてキャスト陣がトーク。杉咲は悩みながら「10分前到着です……」と回答を絞り出す。「普通ですかね(笑) 10分前行動を心がけて……」と杉咲が話していると、隣の安田がマイクを通さず「どうだろうなぁ……」とポツリ。安田から「渋滞とかあるじゃないですか」とツッコまれると、杉咲は「それは……あります(笑) でも基本的には10分前に着くようにしています……これ以上もう出てこないです! ごめんなさい!」とタジタジになっていた。最後に杉咲は「泉は大切な人のことを傷つけてしまう。そんな主人公のことをもしかしたら好きになれない方もいるかもしれないです」と話す。続けて「そんな何か自分なりの方法で何とかして責任を取ろうとする姿を見つめているときに、『自分は他者とどう付き合っていきたいんだろう』ということを問われているような気持ちにもなったりして、そんな風に考える2時間があってもいいんじゃないかなと思っています」とメッセージを送った。
2024年06月03日俳優の萩原利久が、3日に都内で行われた映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の完成披露上映会舞台挨拶に杉咲花、豊原功補、安田顕、原廣利監督、原作者・柚月裕子氏とともに登場した。同作は『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。○■杉咲花、萩原利久の存在に感謝「救われていました」今作で杉咲とは2度目の共演となる萩原。「実は1度目の共演のとき、役柄もあってほとんどお話しをしていなかったので、2度目なのに初めましてみたいな不思議な空間が最初ありました」と振り返る。ただ杉咲との再共演を望んでいたといい、「またぜひどこかで一緒にしたいなと思っていた方なので、すごく嬉しかった」と笑顔を見せた。今回は撮影の合間に話す機会もあったそうだが、「僕は結構おしゃべりなので、(撮影が)終わったあと、めちゃくちゃ1人でしゃべっていた気が急にしてきちゃって……(笑) 『うるさいやつだと思われたらどうしよう』と、ある日突然思いました」と笑いを誘う。これを聞いた杉咲は「全然そんなことないです。(萩原は)本当軽やかに現場にいらっしゃった」と印象を話し、「磯川は、映画でも原作でも泉に『ちゃんと食べてくださいね』とか声をかけてくれて、生きる根源を教えてくれる存在。現場にふわっと舞い込んできてくれる利久くんが演じてくれたからこそ、肩の力が抜けていくような感覚があって、いてくださる日はすごく救われていました」と感謝を伝えた。萩原は杉咲からの言葉に安堵の表情を浮かべつつ、「ありがとうございます……」とかみ締めるように受け取っていた。
2024年06月03日杉咲花、志尊淳はじめ最旬キャストが結集し、本屋大賞受賞の原作を映画化した『52ヘルツのクジラたち』のBlu-ray&DVDが、9月4日(水)にリリースされる。町田そのこ原作の「52ヘルツのクジラたち」(中央公論新社刊)は、2021年の本屋大賞を受賞し、すでに100万部を売り上げる傑作ベストセラー小説。タイトルの「52ヘルツのクジラ」とは、ほかの鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で1頭だけのクジラのこと。たくさんの仲間がいるはずなのに、何も届かない、何も届けられない。そのため、世界で一番孤独だといわれているクジラのことを指す。話題作が続く主演の杉咲さんが演じるのは、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・三島貴瑚。ある痛みを抱えて海辺の街に越してきた貴瑚は、そこで母親から「ムシ」と呼ばれる、声を発することのできない少年(桑名桃李)と出会う。彼との出会いが呼び覚ますのは、貴瑚の声なきSOSを聴き、救い出してくれた、いまはもう会えない安吾(志尊さん)との日々だった――。愛を欲して、誰にも届かない声で泣く孤独な魂たちの出会いが生む、切なる愛の物語。『八日目の蝉』『銀河鉄道の父』の名匠・成島出監督がメガホンをとった。Blu-rayには、撮影の裏側を捉えたメイキングやイベント集などの映像特典を収録される。『52ヘルツのクジラたち』Blu-ray&DVDは9月4日(水)よりリリース。<『52ヘルツのクジラたち』リリース情報>■Blu-ray : 6,050円(税込)■DVD : 4,950円(税込)※同日DVDレンタル開始※デザイン・仕様等は、予告なく変更になる場合がございます。発売・販売元:ギャガ(シネマカフェ編集部)■関連作品:52ヘルツのクジラたち 2024年3月1日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
2024年06月02日女優の杉咲花が主演を務める映画『朽ちないサクラ』(6月21日公開)の本編映像が30日、公開された。○■森口泉(杉咲花)、親友・千佳の死の真相を知るため独自捜査を決意今回公開されたのは、主人公・森口泉(杉咲)と警察学校の同期・磯川(萩原利久)が事件の真相解明に向けて捜査を決意する本編映像。泉は県警広報広聴課で勤務する警察事務職員。情報流出を防ぐため広報課職員の泉は個人的に記者と会ってはいけない立場だが、親友で地元の新聞記者・千佳(森田想)とは頻繁に会っては他愛もない話をする仲だった。ある日泉は、警察学校の同期の磯川からもらった慰安旅行のお土産の話を何気なく千佳にする。しかし、千佳は、この慰安旅行の間にストーカー被害に合う女性からの被害届を警察が受理せず、ストーカー殺人が起こっていたことに気づいてしまう。このことは黙っておくと約束をした2人だったが、千佳が働く新聞社が一連の事件は警察の不祥事が背景にあると独占スクープを掲載。泉は記事にしたのは千佳ではないかと疑い始めるが、千佳はそれを否定し、喧嘩別れをしてしまう。そしてその1週間後、千佳は何者かに殺害され、水死体で発見される。今回解禁となった映像では、泉と磯川が千佳の遺体が発見された河川敷で花を手向ける様子が切り取られており、泉は「どうして千佳が死ななければならなかったのか突きとめたい、もし私のせいだったら、せめて犯人を見つけ出して……見つけ出したい」と自責の念にかられ、自らの手で親友の死の真相を調べることを決意。そして、磯川も「僕も協力します」「泉さんには早く笑顔になってほしいので」と泉と一緒に捜査することを決める。しかし、この親友の死は事件の入り口に過ぎず、このあと度重なる事件との関連が複雑に絡み合い、さらには警察組織の大きな闇が2人の前に立ちはだかる。【編集部MEMO】映画『朽ちないサクラ』は、『孤狼の血』『佐方貞人』『合理的にあり得ない』など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏による同名小説の実写化作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にない県警・広報職員の森口泉(杉咲花)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。
2024年05月30日