くらし情報『Google I/O 2015 - ツナグ技術「Brillo」「Weave」ほか発表まとめ』

2015年6月1日 14:02

Google I/O 2015 - ツナグ技術「Brillo」「Weave」ほか発表まとめ

そのかなめとなるソフトウェアとしてBrilloとWeaveが発表された。

BrilloはAndroidの低レイヤを抜き出したような構成の必要最小限のオペレーティングシステム。カーネル、ハードウェア・アブストラクション・レイヤ、Wi-FiやBLEなどのコネクティビティ機能、アップデートやクラッシュレポートなどのデバイス管理機能など、最低限の機能が用意されている。必要最小限の機能に絞り混むことで、さまざまなシーンで動作できるようにすることを狙っている。

Weaveはコミュニケーション・レイヤ。Brilloを搭載したデバイス間の通信や、Brilloデバイスとクラウド、クラウドとAndroidスマートション、AndroidスマートフォンとBrilloデバイスといったデバイスやサービスの間のコミュニケーションを担当する。Weaveという共通の通信が提供されることで、より多くのデバイスやサービスがシームレスに連携する効果が期待できる。

○Android開発者向けの機能強化

Android向けアプリやWebサービス開発者向けの新機能も発表された。
いくつかピックアップすると次のとおり。

Android Studio 1.3 Preview - C/C++向けデバッグ機能の導入
Polymer 1.0発表
Cocoapodsに対応
Cloud Test Labの提供
Cloud MessagingにおけるAndroid、iOS、Chromeのサポート

機能面の強化のみならず、収益化を促進するための役立つ機能の導入なども発表された。

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