2015年6月3日 15:40
COMPUTEX TAIPEI 2015 - Skylake搭載PCやデスクトップ向けBroadwellなどが登場したIntel基調講演
今回のIntelの基調講演は、同社の現状をざっとなぞったものだった。Microsoftの基調講演が6月3日に控えており、ハードウェアメーカーの中には、マイクロソフトの基調講演後に詳細を公開すると言っていたところもあるため、IntelとしてもシステムとしてのPCを言いにくい部分はあったかもしれない。
ただ、プレスリリースによれば、中国でハイアールとワイヤレス給電を推進するといった発表があり、次世代PCに向けた準備は進めてはいるようだ。また、Computex直前には、Rockchp(ARMベースのSoC半導体メーカー)との提携を発表。2014年に買収したベースバンドモデム内蔵SoC半導体メーカーSPREADTRUMと合わせ、Atomベースのモバイルプラットフォームを中国の製造メーカーを浸透させるべく努力しているようだ。
中国では、SoCを製造する半導体メーカーが、スマートフォンやタブレットの設計や製造に関するソリューションを製造メーカーに提供して、製造メーカーは、これらを使って安価な製品を製造している。おそらく、Intelも新興国向け市場を狙い、この流れに乗ることを考えているのだと思われる。
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