トルコの総選挙で与党が過半数割れ~連立交渉や経済閣僚人事に注目~
選挙結果を受け、AKPは今後、連立政権の樹立を模索するとみられますが、連立交渉が難航するような場合、早期の再選挙の可能性も考えられます。また、連立が早期に成立する場合でも、同国ではAKPの一党支配の下、政治と経済の安定が長く続いてきただけに、連立新政権が上手く機能するのかどうかを見守る展開がしばらく続くと見込まれます。特に注目されるのは、経済関連分野の閣僚などの人事で、市場からの信頼の厚い人物が登用されるようであれば、安堵感が生じ、トルコ・リラの反発につながると期待されます。
(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)
(2015年6月8日 日興アセットマネジメント作成)
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