2015年6月9日 08:00
新入生全員にiPad 500台を貸与。生徒に気づきを促す、桐蔭学園が実践するICT教育への挑戦
(山口氏)
○ICT教育に欠かせないMDMの条件とは
そして、生徒に貸与するiPadの総合的な管理のために導入されたのがCLOMO MDMである。CLOMO MDM は、授業に必要のない機能を制限するとともに、授業で使用するアプリケーションの配信・削除などに利用されている。
山口氏は言う。「今回は500台での利用環境ですが、将来的には高校までタブレット端末を導入することも視野に入れています。そうなると膨大な数の端末から大量のアクセスが発生することが想定されるので、大規模な環境でも確実かつ安定して稼動するMDMサービスというのが必須条件でした。結果、大企業での導入実績とノウハウが豊富なアイキューブドシステムズのサービスが現実的だろうと判断し、CLOMO MDMに決定しました」
システムの導入が決まると、ベータ版のテスト段階からアイキューブドシステムズとの間で頻繁なやりとりが行われた。
「非常に多機能なMDMということもあって、サポートセンターにはよく電話やメールでコンタクトをとっていました。対応がとても素早く、適確な回答をもらうことができたので、我々の使い方に合わせた環境を構築することができました」