くらし情報『新入生全員にiPad 500台を貸与。生徒に気づきを促す、桐蔭学園が実践するICT教育への挑戦』

2015年6月9日 08:00

新入生全員にiPad 500台を貸与。生徒に気づきを促す、桐蔭学園が実践するICT教育への挑戦

CLOMO MDM ならではの機能が大きな効果を発揮したケースも既にいくつか発生しているという。例えば、ある生徒がMDMの構成プロファイルを削除してしまったところ、学校が配布したアプリが自動削除されると同時にその情報が管理者に通知され、即座に対応を行ったという出来事があった。

「MDMの構成プロファイルは削除不可にも設定できますが、あえて削除された時点で端末から授業に必要なすべてのアプリが消えるようにしています。そうすることで、削除した子どもたちはiPadが使えなくなり不利益を実感し、やっていいことと、やってはいけないことを学ぶことにつながるのです。また我々も、生徒たちがどこまで端末を操作することができるのか把握することができるので、なぜやってはいけないかということを教えることが可能になります。“危ない使い方もできる道具だから生徒には持たせない”では教育とはいえません。どういう使い方をしたら危ないのかをしっかりと教えることもまた教育なのです。そうした意味でも、CLOMO MDMはICT教育に極めて有益なツールとなっています」(山口氏)

これまでの成果などを受けて、桐蔭学園では今後、iPadの導入を拡大していく構えだ。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.