くらし情報『増収増益のすかいらーく、その背後にはビッグデータの活用があった』

2015年6月12日 08:00

増収増益のすかいらーく、その背後にはビッグデータの活用があった

「しかし現在は、クラウドの働きで、必要なITリソース・ソフトウェアが、特別な技術スキルがなくても入手できます。Redshiftにしても、インデックスをどう張るか、どのようにパーティションを切るか考えることなく、膨大な生データを分析する基盤が作れます。加えて、我々が使っている分析ツールは、統計の知識やExcelのピボットテーブルを駆使せずとも、ビジネスの視点で、さまざまな角度からデータを参照したり、分析することが可能なのです」(瀬良氏)

同氏が言及した「分析ツール」の1つは、「Tableau」だ。インサイト戦略グループでは、業績管理の業務にTableauを活用しており、その働きによって、日々の分析・リポート作成処理が(Excelを利用していた)従来に比して格段に簡単になり、また、飛躍的にスピードアップしているようだ。

さて、これまで、企業内のデータ・サイエンティストの要件についてはさまざまな議論がされてきたが、「会社の業務・事業に関する知識・スキル・経験が最も重要」との見解が大勢を占めつつある。というのも、ビジネスの経験値や知識がなければ、「データの裏側にある "なぜ" 」が的確に想起できないからだ。

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