くらし情報『水道水も危険! 飲み水からの食中毒を防ぐためのお手軽予防策』

2015年6月15日 11:09

水道水も危険! 飲み水からの食中毒を防ぐためのお手軽予防策

天然水は輸入品がほとんど変動なかったのに対し、国産品では最大で43倍まで菌数が増殖。さらに水道水は、24時間後に比較対象の中で唯一10倍を超え、72時間後に380倍にまで達していた。

水道水は殺菌・消毒効果のある塩素を除去しての数字ではあるが、矢野氏が指摘した「朝一番の水」などでは塩素消毒の効果が減少している。そのため、そのような状況下における水道水をペットボトルや水筒に入れて持ち歩くのは、食中毒のリスクを相当高めていることがうかがえる。また、市販されている天然水を複数日かけて飲む人も多いだろうが、その際も注意したほうが賢明といえそうだ。

矢野氏は最後に、「ペットボトルの水を利用する際は、口飲みをしないことと飲みきりを心掛けてください。少なくとも、当日中には飲み切るようにしましょう」とまとめた。飲料水でも食中毒が起こりうる可能性があること、そしてそのリスクはちょっとした対策で低減できることを認識したうえで、暑い夏を安全・快適に過ごしてほしい。

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