年内の米国利上げ観測が強まるなか注目集まるバンクローン
一方で、日欧など他の主要先進国では、金融緩和が継続される見込みであり、長期金利は低水準を維持するとみられることから、相対的に利回りの高いインカム資産への需要は強いとみられます。そのような中、相対的に利回りが高いだけでなく、固定金利の資産と比較して金利上昇の影響を受けにくい特性を有するインカム資産として、バンクローンへの注目が高まっています。バンクローンは、一般に、相対的に信用格付が低い企業などに対する貸付債権であり、信用リスクが高い分、その見返りとして利回りが高くなる傾向にあります。また、バンクローンは、定期的に金利水準を見直す仕組みであるため、市場金利が上昇する局面では金利の上昇に伴ない金利収入が増加することから、価格の下落は固定金利の資産に比べ限定的となる傾向があり、過去の金利上昇局面では、バンクローンのパフォーマンスは相対的に堅調でした。
なお、米国での利上げ観測の強まりの背景には、米国の景気回復があり、今後、企業業績の拡大が見込まれています。
加えて、これまでの超低金利環境により、企業の財務状況は改善しており、信用リスクは低下傾向となっています。こうした環境も、今後、バンクローンへの注目を促すと考えられます。
(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)
(2015年6月15日 日興アセットマネジメント作成)
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