東京都・清澄白河で「ここではない」場所を作り上げたこどものための展覧会
同展は、4組の作家たちが美術館の展示室のなかに作った、「ここではない」場所への入口を糸口に、こどもたちと地球環境や教育、自由についてなど、これからを生きるために考えるべき問題を浮かび上がらせる展覧会。参加する作家はデザイナーとして知られるヨーガン・レール、造形作家で批評家の岡﨑乾二郎(「はじまるよ、びじゅつかん」企画)、アーティスト一家の会田家、フィリピン出身でオーストラリア在住のアルフレド&イザベル・アキリザンの4組。
ヨーガン・レールは、「地球はだれのもの?」と問いかけるテーマの展示を行う。移住先の石垣島の海岸が数年の間に、流れ着くゴミによって無残に荒らされてしまったことに心を痛めた同氏は、それらを使って美しいものを作り出すことで、地球環境に対する人々の意識を喚起しようとした。
2014年に急逝した彼が作り上げたのは、こどもたちの未来を憂いた彼のラスト・メッセージでもある。岡﨑乾二郎は、「美術館はだれのもの?」と問いかけるテーマで、「こどもにしか入ることのできない美術館」を企画。同美術館が収蔵する美術の名品について、自分の思いを話しかけてくる謎の監視員とともに、元来自由の象徴である「美術館のはじまり」を体験できるとのこと。
アーティストの両親(岡田裕子、会田誠)、中学二年生の息子(会田寅次郎)の三人からなる会田家は、「社会はだれのもの?」と問いかけるテーマの展示を行う。プログラミングが得意な寅次郎は、学校の外で、大人たちと一緒に世界やビッグデータを相手にプロジェクトを展開している。3人はそれぞれのやり方で、学校や社会など外の世界に対するストレスや批評精神をもとに、「それとはちがう場所」をユーモラスに作り上げる。アルフレド&イザベル・アキリザンは、「私の場所はだれのもの?」と問いかけるテーマで、世界各国のコミュニティと交流した過程を作品として、家や国といった、当たり前のように自分のまわりに引いてきた境界線について考えさせる展示を行うということだ。また、会期中、トークやワークショップなどが予定されている。
詳しくは同館のWebサイトで案内される。
提供元の記事
関連リンク
-
『KAMIGATA EXPO PARK FES 2026』SUPER EIGHT・なにわ男子・Aぇ! groupが“大阪愛”の新曲【ライブレポ&セトリ】
-
new
『すぽると!』 年に一度の“名物企画”「プロ野球100人分の1位」が始動 12球団との記念コラボグッズが誕生
-
new
「健康診断は毎回A判定」の夫。しかし⇒医師「この数値…異常です」無自覚な【落とし穴】に夫婦そろって青ざめたワケ
-
「お金ないんだから仕方ないか!」隣人ママの金持ちマウントにイラッ…専業主婦の私を見下すママ友との関係の行方
-
new
『NHK新人お笑い大賞』“2年連続2回目の出場”豪快キャプテンが大賞決定【過去の優勝一覧あり】