クリエイターならおさえておきたい"ネット動画"の今 (5) Web動画とテレビ
また、テレビへの出稿は『信頼・安心感』などを視聴者に与えることができ、企業のブランド価値を向上するというメリットもあると考えています。
一方のWeb動画は、テレビと比較すると特定のターゲットに対して、比較的配信コストを抑えて発信することができ、テレビよりも制限・条件なども少ないため、良くも悪くもなかなかテレビでは放送できないような演出も可能です。さらに、効果検証ツールなどを効果的に活用することにより、クリエイティブや配信方法を改善していくことができます。
ユーザーは、今後さらに動画をどこでも視聴することができるようになり、あらゆる場面で動画と接触する機会が増えていきます。視聴者が動画に求めるものも、時と場合、デバイスによって益々多種多様になっていくのではないでしょうか。企業やクリエイターは、視聴者のさまざまなニーズに合わせた動画を作っていかなければならないので結構大変ですが、様々なチャレンジができるようになるので、とてもやり甲斐があるはないでしょうか。
本連載は今回で最終回になりますが、いかがでしたでしょうか。第1回目から今回までで、なんとなくWeb動画の盛り上がりを感じていただけたのではないでしょうか。