2015年6月30日 10:06
まるで西洋の館のようなアンティーク調の猫カフェに行ってみた
双方問題がなければ、実際に猫と暮らすトライアル期間を経て、正式に家族として迎え入れることができる。猫の留守番をサポートするキャットシッターがオーナーのため、猫を迎えた後の悩みに対し、相談も受け付けるなど譲渡後のケアも厚い。
里親になるには、様々な条件があるが、これは猫と里親双方が幸せに暮らすことができるようにと考えてのこと。また、猫ごとに保護主が異なるため、それぞれ譲渡条件も異なるという。
ラウンジは、猫と里親を結び付けるお見合いの場としてだけではなく、現在猫と暮らしている人も楽しめるように、猫にまつわるセミナーも開催しているそうだ。
もちろん、通常の猫カフェと同様に、猫と触れ合うための利用もでき、その入館料が施設の維持費につながるため、保護猫への支援の一助となる。猫スタッフの中には福島の警戒区域で保護された猫も複数いて、家族を探している。
○白猫が登場
さて、お店の入り口で手の消毒を行い、いざ、店内へ。
ダイエット中だというとても大きな猫ちゃんが出迎えてくれた。窓際の特等席で、気持ちよさそうに寛いでいる。
ご挨拶をしようと近づいてみると……とてもアンニュイな表情だ。この子も保護猫だというが、本当に美しい毛並みでよく手入れされていることがわかる。