2015年7月1日 11:44
ストレージはコアビジネスではない - ネットアップ社長 岩上氏
ネットアップは6月30日、2016年度の事業戦略発表会を開催した。
同社は5月1日から新年度がスタートしたが、同社の業績について同社代表取締役社長 岩上純一氏は、「ドルベースで14.5%伸びており、勢いが強いのが今のネットアップの環境だ。国内の売り上げはこの3年で2.1倍になり、オフィススペースは1.7倍となり順調に伸びている」と好調さをアピールした。
同氏は、今後のストレージの市場について「現在は『Cloud Enable』(現在あるシステムをクラウドに移行する)から『Cloud Native』(最初からクラウドで利用することを想定したシステム)へという流れがあるが、クラウドはもはや使うのが前提だ。ただ、クラウドに移行するには、オンプレミス環境を可視化することが前提となるため、大手の製造業も必至になって次世代エンタープライズアーキテクチャーで作っている。それに対してネットがアップが何ができるかといえば、Software Definedですべて製品が作られている会社なので、Software Defined Infrastructure(SDI)やSoftware Defined DataCenter(SDDC)