くらし情報『音楽ストリーミングに真打ち「Apple Music」登場 - 音楽産業の救世主となれるか』

2015年7月6日 12:26

音楽ストリーミングに真打ち「Apple Music」登場 - 音楽産業の救世主となれるか

My Musicを開くと、そこには自分が集めた曲が並ぶ。好きな曲を繰り返し聴くための機能である。

Spotifyのユーザー層はダウンロード世代が中心である。Apple Musicはダウンロード世代のニーズに応えながら、CD・レコード世代やデジタルダウンロード世代も活用できるサービスになっている。

●若干わかりにくいUI
○使うほどに成長する音楽サービス

米国のApple Musicの楽曲数は3,000万曲以上。検索したら聴きたいアーティストやアルバムが引き出せ、人力レコメンデーションから様々な曲との出会いを体験できる。Apple Musicは「音楽ストリーミングサービス」と書き表されていることが多いが、個人的には「クラウド型の音楽サービス」と表現したい。あらゆる音楽がクラウドに存在し、いつでもどこからでも、様々なデバイスを使ってアクセスできる。
その体験に自信があるからこそ、Appleは3カ月もの長い無料体験期間を用意したのだと思う。3,000万曲を超える米国でのサービスと、日本でのサービスでは印象が異なるが、日本においても米国と同じ体験の実現を目指していると期待したい。

難点を挙げると、機能を盛り込みすぎてミュージック・アプリやiTunesのユーザーインターフェイスが分かりにくくなってしまっていること。

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