2015年7月7日 07:00
ウルトラマンの生みの親・円谷英二氏の生誕記念Doodleの舞台裏 - 「特撮の作り方」をロゴに採用
「今回、スタジオを訪れ、実際に特撮の撮影現場を目にしたことで、Doodleのゲームでは本物感を大切にしたいと思いました。例えばライティングの技術など現場で工夫されていることなどが、実際のゲームのディティールにも多いに影響を受けています。スタッフの現場におけるユーモアみたいなのもゲームの世界に反映されています」
今回のDoodleでは、キャラクターがGoogleの完全オリジナルでありながら、しっかりと円谷プロならではの世界観が表現されている点が目を惹く。Jennifer氏は、まずは円谷プロの作品に登場する怪獣を特徴ごとにカテゴライズした上で、ステレオタイプ的な要素を抽出し、それを反映させたかたちで新たなキャラクターを生み出していったとのことだ。
「例えば目の描き方を分類すると、だいたい5種類ぐらいに分類できました。ヒーローはだいたい蜂のような眼をしているんですね」とJennifer氏。さらに、「怪獣は最終的には数十のキャラクターを円谷プロの方にお見せしました。そのうちのふたつだけは既に登場している怪獣に似ていたのでNGになってしまいましたが、それ以外はすべてOKでした」と明かした。