2015年7月8日 22:30
「返品無料」なら安心!? - 不要な買い物をしないために必要なこと
実際に一部の商品が返品されることで、販売側が大きな痛手を負うようなロスが生じるというケースはほとんどありません。それどころか、「返品無料」をサイトに記載すると売上UPが望めるため、販売側は返品無料を強くアピールしているというケースがほとんどです。
ここでポイントとなるのは、お金の貯まる人は「失敗したな (必要ではない、思っていたものと違う、サイズが合わない等々)」と思ったら、遠慮なく返品しているということです。返品することは、支出と同等の価値 (お金) が戻ってくること、つまり買わなかったことと同じことになります。
実際に返品する消費者は多くないと言われていますが、その理由としては、上述のような罪悪感のほかに、「誰かにあげればいいや」とか「オークションで売ればいいや」といったいくつかの他の選択肢の存在もあります。しかし、「未使用」でも、いったん購入して開封してしまえば新品としての価値は失ってしまい、プレミアムがつかない限り、購入時と同等のお金が戻ってくることはありません。あくまで一例ですが、不良品等の返品交換に対応している宅配ピザのお店にピザを注文し、届いたピザを開封して食べ始めてしまった後で、「注文したピザの種類が違う!!」