「字が汚い!」と言われないためのペン字講座 (5) 文字の目的~手書きである必要性はどこにあるか
しかし、細い・書きづらい傘の柄に、油性であっても消えてしまうマジックで書くより、粘着力の強いDYMOの方が合理的だったと振り返ります。
しかし、当時家にあったDYMO(写真のもの)は英数字しか打てず、"AKUTSU"と常に書かれていたのですが、何せ園児ですから読めず、あまり好きではなかったのは今では懐かしい思い出です。
ここでお伝えしたいのは、字を残す目的と効率、合理的かどうか、です。メモを残すのにいちいちDYMOでバチンバチンとやる人はいないでしょう。逆に、持ち物の傘に名前を書くのであれば、「丸い! 細い! すべる! 書きづらい!」と言いながら書くよりも貼った方が早いですね。
ここでも、何でも手書きであればいい、というわけではない、ということが想像していただけると思います。傘の名前がどんなにうまかろうが、すぐにかすれてしまっては無意味です。
○手書きである必要性
今回は、私のDYMOの思い出話になってしまいましたが、懐かしんでいただけた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 是非、新商品も試してみたいものですね。
私たちはフォントや、筆記具以外のすばらしい文具をすぐに手に入れることができます。