2015年7月16日 23:21
730Lの大容量を実現した冷蔵庫 - 日立、野菜を眠らせる「真空チルド」発表会
●さらに大容量を求める声が
日立アプライアンスは7月16日、冷凍冷蔵庫のプレミアムモデル「真空チルド」の新シリーズ全12製品を発表した。同日に都内で開催された新製品発表会では、最上位モデルの「R-X7300F」について説明。また、新機能の性能をアピールする数々のデモンストレーションを行った。
○大容量化と保鮮性能を求める声
製品発表会には最初、日立アプライアンス 取締役 家電・環境機器事業部長の松田美智也氏が登壇。松田氏は「2013年は増税前の駆け込み需要により、冷蔵庫の需要が高まったが、その反動で2014年は大きく減少した。しかし2015年以降は回復傾向にあり、今後も冷蔵庫の需要台数は増え続けるだろう。また、最近は501L以上の大型製品の割合が増えており、今後も大容量化へのニーズが高まると考えている」とコメントした。
日立アプライアンスが2014年に発売した670Lタイプの大容量冷蔵庫「R-X6700E」の購入者に行ったアンケートでは、購入時に最重視したポイントとして、「大容量」が最も多く挙げられた。
また、購入者の8割は「さらに大容量の製品を購入したい」と答えたという。
また、401L以上の製品使用者を対象とした調査で、次に冷蔵庫を購入する際、重視するポイントとして1位になったのは「容量、サイズ、省エネなどの基本性能」