くらし情報『オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」実写レビュー - 描写力と機動力を両立した大口径の超広角ズーム』

2015年7月24日 12:18

オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」実写レビュー - 描写力と機動力を両立した大口径の超広角ズーム

防塵・防滴と耐低温性能を備え、悪条件下でも安心して使用できる点もありがたい。

サイズは最大径78.9mm、全長105.8mm。重量は534g。マイクロフォーサーズレンズの中ではやや大柄の部類だが、大口径の超広角ズームとしては小型軽量といっていい。カラーリングは、黒を基調にして先端付近の外周に青と銀のリングを配置。レンズ前部はガラスが丸く突き出ていて、それをガードするように、先端部には固定式の花型フードが装備されている。

レンズの鏡胴部には幅の広いフォーカスリングとズームリングがあり、どちらも操作感は滑らかだ。AFはリニアモーター駆動によってスピーディに作動する。
AF駆動音は静かで気にならないレベルだ。

画像中央部の写りは、ズーム全域でシャープな描写となる。周辺部は絞り開放値ではわずかに甘さが見られるが、気になるほどではない。1段絞ることで四隅までくっきりとした写りになる。また、超広角ズームで生じがちな歪曲収差が目立たないよう補正されている点にも好印象を受ける。

次の2枚は、ズームの7mm側を使って、水平アングルで撮影したもの。前ページでは遠近の強調効果を生かし、多くのカットをカメラを傾けて撮影したが、このようにカメラアングルを水平にすれば、垂直線をまっすぐにそろえることが可能だ。

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