くらし情報『事例で学ぶiPhone/iPad活用術 (197) iPad対応の歯科ソリューションで在宅歯科診療支援 -サンシステム』

2015年7月31日 09:00

事例で学ぶiPhone/iPad活用術 (197) iPad対応の歯科ソリューションで在宅歯科診療支援 -サンシステム

もちろん、患者宅で入力した診療記録はSunny-LOSAに送信できる。

「このソリューションを利用してから、患者宅を訪問する際に持ち出す書類は大幅に減りました。iPadに各種の情報が集約されるので利便性も上がっています。iPadのパスコードや遠隔ロック機能により端末の盗難・紛失時に患者の個人情報漏えいを防ぐ仕組みも用意されていますから、紙の書類を持ち出すよりもセキュリティ面は強化されています」(横山医師)

このSunny-CAREというアプリケーションは、当連載第168回「在宅医療を支える薬剤師がiPadで医師や看護師、介護スタッフとSNS連携」で取り上げた在宅医療支援アプリ「ランシステム」を基に、歯科版として開発されたものだ。開発経緯についてサンシステムの三井 康行社長は次のように語る。

「医療関係のICTメーカーである当社は診療報酬明細書の作成を支援するレセプトコンピュータを主事業として、特に歯科向けのレセプトコンピュータを創業当初から自社開発・販売してきました。2012年に地域の保健医療・介護福祉環境の向上と発展を目的として、学術経験者、医療コンサルタント、ITソリューションベンダー、関連企業が共同して設立した『eヘルスコネクト コンソーシアム』に参加して各界のメンバーと交流している中、これからの医療は在宅を重視するべきという認識を共有しました。

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