2015年8月4日 08:00
【Imagine Cup World Finals 2015】世界最大の学生ITコンテスト、日本チームの結果は?
●香川高専の「すくえあ(Screen AIR)」はデモで来場者を魅了
日本からは香川高等専門学校(香川高専)の「すくえあ(Screen AIR)」がInnovation部門で出場し、プレゼンテーションを行っている。
磁石とフィルム、磁気センサーを組み合わせて風圧を検知可能な専用ハードウェアとプロジェクタを組み合わせて風圧検知スクリーンを作成し、これにPhysXの物理演算を組み合わせ、本来は見えないはずの風の流れをシミュレーションするハードウェア+ソフトウェアの仕組みが特徴となっている。これに風圧検知を利用したアプリケーションを用意し、ゲームやインタラクティブデモを楽しめるようになっている。
すくえあについて、4月の地区大会からハードウェアやソフトウェア的なものはアップデートは行われておらず、アプリケーションやメニューがいくつか追加されただけだ。ただ、Imagine CupのWorld Finalsでは英語でのプレゼンテーションや受け答えが必要になるという理由もあり、プレゼンテーションの練習やブラッシュアップ、英語の勉強には多くの時間を費やしたようで、このあたりが世界進出にあたっての大きな壁になっていた。