2015年8月5日 12:00
DeNAの遺伝子検査「MYCODE」を体験! - 脳血管の疾患が平均より4倍発症しやすいことが判明
第3位: 脳血管性認知症
発症リスク: 2.33倍
論文評価レベル:2
全体を100人とした時、同じ遺伝子型の人数: 100人中13人
「もやもや病」と同じ脳血管の疾患が3位に。「脳血管性認知症」は脳梗塞をはじめ脳血管障害によって発症する。記憶、言語、ものごとの認知などに関係する海馬や大脳皮質の神経細胞が脳血管障害により死んでしまうことが原因とされている。根本的な治療はなく、脳血管障害の進行を防ぎながら、症状を抑える治療を実施する。
第4位: 心房細動
発症リスク: 2.17倍
論文評価レベル:3
全体を100人とした時、同じ遺伝子型の人数: 100人中9人
ここまでが2倍超え。「心房細動」は高齢者に多く見られる疾患で、心臓のリズムを調節する電気信号が何らかの原因で乱れて心臓本来の動きができなくなり発生する不整脈の一種。
第5位: 胃がん(噴門部胃がん)
発症リスク: 1.98倍
論文評価レベル:3
全体を100人とした時、同じ遺伝子型の人数: 100人中4人
胃の入口にあたる部分(噴門部)にできるがんの一種で、食道胃接合部腺がんとも呼ばれる。噴門部がんはあまり多くはなく、胃がん全体の1~2割程度といわれている。