くらし情報『遠藤航をハリルジャパンへ順応させた湘南ベルマーレ指揮官の慧眼と熱い思い』

2015年8月8日 08:00

遠藤航をハリルジャパンへ順応させた湘南ベルマーレ指揮官の慧眼と熱い思い

いま現在に至らせた理由を、こう明かす。

「(遠藤)航には3バックの真ん中でゲームや最終ラインのコントロール、カバーリングといった仕事を求めてきたんですけど、あるときに『20歳の選手にそういうことばかりをやらせるのは、いくらチーム事情とはいえよくない』と思ったんですね。航がさらに成長するためには、1対1の場面を増やして、もっと攻撃能力をつけていく必要があるんじゃないかと」。

○選手の成長を第一に考えたチョウ監督の慧眼

チョウ監督のもとで育まれてきた「湘南スタイル」の特徴のひとつに、3バックの左右が積極果敢に攻撃に関わっていくプレーがある。

いまでは左から三竿雄斗、右からは遠藤が攻め上がることでチームに前への推進力が生まれている。遠藤を中学3年生のときから見てきたチョウ監督は、その体に搭載されたサッカーセンスをこう振り返る。

「当時からボールと相手、そして味方を同時に見ながらパスを出せる選手だった。航を右に回したときのフィーリングが僕のなかですごくよかったし、航自身も相手選手の間をドリブルしてボールを運んでいくプレーなどを覚えていまに至っている。
ボランチやあるいはサイドバックでも、同じようなプレーを求められていくと思う」。

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