2015年8月10日 08:25
東京・銀座で画家バルテュスの未亡人の美しく豊かな暮らしを紹介する展覧会
東京都・銀座の松屋銀座は、画家バルテュスの未亡人、節子・クロソフスカ・ド・ローラの暮らしを紹介する「ド・ローラ・節子の暮らし展バルテュス夫人、スイス グラン・シャレで活きる日々」を開催する。会期は9月25日~10月5日。会場時間は10:00~20:00(10月5日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)。入場料は一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円。
同展は、20世紀最後の巨匠と称えられた画家バルテュスの未亡人、ド・ローラ・節子の美しく豊かな暮らしぶりを紹介するもの。節子氏は、文化・芸術に造詣が深かったバルテュスとの約40年にわたる西欧での生活でも日本人の和の心を大切にし、現在は、バルテュスとともに過ごしたスイス最大の木造建築、250年以上の歴史を持つグラン・シャレで家族とともに暮らしている。その暮らしぶりは決して華美なものではなく、祖母らから受け継いだ着物を身につけ、ガーデニングをこよなく愛し、友人や来客には四季折々に趣向をこらして部屋をしつらえ、食器やお料理にこだわり、手作りのおもてなしをする。同展では、着物や手作りの品、テーブルコーディネートや、手芸の部屋の再現、絵画作品など約180件が展示されるということだ。