2015年8月10日 11:00
Pythonで学ぶ 基礎からのプログラミング入門 (12) Pythonでテキスト処理/ファイル処理をしてみよう
記号「’」の代わりに記号「"」を使うことも可能ですが、文字列の前後で統一されている必要があります。
文字列の結合に関しては「+」記号でできますが、数字などを結合するときは「文字列に変換」してから結合するのでした。ほかの型から文字列型への変換にはstr関数を使います。
print(’hello ’ + ’world’)# hello world
print(’hello ’ + str(5)) # hello 5
結合の代わりに、文字列にテキストや数字を埋め込むという手法で文字列を生成することも可能です。
>>> ’hello {} {}’.format(’python’, 5)
’hello python 5’
文字列のformat関数(メソッド)の引数に {} に対応する文字列なり数値なりを与えています。このformat関数の使い方を詳細に伝えるとそれだけで連載2~3回分になってしまいますので、詳しくはこちらのドキュメントをご参照ください。結合より埋め込みのほうがコードがきれいになる場合が多いので、積極的に活用してもらいたいです。
文字列のフォーマットに関わるところでは、ほかには数値の整形をしたいことがよくあります。