2015年8月18日 08:42
東京都・京橋で、未来の食を考える展覧会 - 入場無料
は、発砲スチロールを躯体に砂糖と卵白でつくられたインスタレーションを撮影したもので、正と負の両義的なイメージを持つ砂糖をテーマにした作品となっており、砂糖でつくられた都市や自然の光景に人間の恣意が重ねられている。間島氏は、TVを観ながらラーメンを食べる個食を風刺した「ヌードルボーイ/ガール」、ブロイラーやクローン、遺伝子組替をテーマにした「食欲連鎖」展など、カラフルでポップな明るさの中に批判とユニークさがあふれた作品を制作してきた。同展では、人間の欲望が際限なく拡張していくことをテーマとした作品が展示される。品川氏は、農学博士として「味わい教育(フードコンシャスネス論)」を専門に、環境教育、水圏生物化学・生理生態学などを研究範囲としており、しじみやアサリの研究者としても生息環境の重要性を説いている。同展では、会場でメッセージやコメントをパネル展示するほか、トークイベントが複数回開催される予定となっている。トークイベントに関しては、決まり次第ホームページにて案内されるということだ。
同展の開催に際し、清水氏は次のように語った。「危険に満ちた現代世界で最も危険なのは『食』ではないでしょうか。