女子フィギュア決戦直前、浅田真央と気になるライバル2人を徹底比較!
2011-2012シーズンは休養のために全試合を欠場しており、バンクーバー五輪以降の主要大会への出場は少ないものの、2013年の世界選手権では浅田選手を下して1位となっている。
また、バンクーバー五輪で出した228.56というスコアは、いまだに破られていない女子フィギュアスケートの世界記録。銀メダルだった浅田選手(205.50)を20点以上も突き放した高得点の原動力となっているのが、3回転ジャンプの精度だろう。高いジャンプをいかした高難度の3回転ルッツ-3回転トゥーループのコンビネーションジャンプの基礎点は10.10。浅田選手の武器である3Aの基礎点(8.5)を上回り、キム・ヨナ選手の得点源とされている。ソチのリンクでも3回転のコンビネーションジャンプを度々成功させるなど、好調を維持しているようだ。正確無比の3回転コンビネーションを武器に、女子では史上3人目となる五輪連覇に挑む。○「キャンドルスピン」と地の利を武器にするリプニツカヤ
今大会で一躍脚光を浴び、メダル候補に名乗りをあげたのが15歳のリプニツカヤ選手だ。
その最大の武器は柔軟性をいかしたスピンだろう。自身が命名したという「キャンドルスピン」