2015年8月18日 11:30
「健康職場」のお手本 (6) 「働きがいNo.1」は社員への感謝から - Acroquest Technology(後編)
と毎朝毎夕やると、その人のことが分かってきます。例えば「企画系は弱いけど、行動は早いんだな」など、その人の癖を理解することで、指摘しやすく、褒めてあげやすくなります。
また、毎日必死で仕事をやっていると、意外と自分が何をやってきたのか覚えていないものです。これを見返せば、自分が何をしたのか全て記録されています。このノートの厚みが、自分の財産になるわけです。経験を積んできたことが実感できるノートだと思います。
○人生を充足させる職場づくりへ
――誕生日に花を贈る「花一輪」や、全社員参加の「MA」、そして上司と部下の業務確認を円滑にする「AcroNote」など、お話を伺っていると、コミュニケーションを取るための”場”が随所に仕掛けられていることを感じます。
新免:確かにその通りですね。
大事なことは、コミュニケーションを怖れてはいけないということです。新人が暗い顔をしていて、「あなたの人生、それで楽しいの?」と言ったことがあるんですよ。その新人はずっとその言葉を覚えていて、忘年会のときに「そう言われて、自分は考え方が前向きに変わりました」と、「ここしみ賞(心にしみた一言で賞)」を贈ってくれました。