くらし情報『理数教育は進むのか? - 2022年までに5回の科学五輪を開催する日本』

2015年8月26日 09:00

理数教育は進むのか? - 2022年までに5回の科学五輪を開催する日本

優遇措置を設けている主だった大学には、大阪大学や岡山大学、京都大学、東京工業大学、東北大学、北海道大学などがある)。

○2022年までに5度の国際科学オリンピックが日本で開催

各大会の会場は参加国が持ち回りで担当しており、日本もこれまで、2003年に数学が開催されたのを皮切りに、2009年の生物学、2010年の化学、2013年の地理と、数年置きに開催されてきた(2012年に地学がつくば市で開催予定であったが、震災の影響を踏まえ、返上した経緯もある)。2020年に東京五輪が開催されるが、実は、その前後含めた今後6年の間に国際科学オリンピックも5度、日本で開催される予定だ。

まず目前に迫っているのが、2016年に三重県で開催される予定の第10回 国際地学オリンピック。開催期間は8月20日~28日を予定しており、主催する国際地学オリンピック2016組織委員会では、日本の防災技術などを含めて、防災や環境問題などを知ってもらえる大会にしたいと意気込みを語っている。また、地元の高校生との交流を深めてもらいたい、という目的も柱としており、日本文化としての伊賀上野の忍者屋敷や伊勢神宮、真珠の養殖場の見学などを予定しているが、伊勢神宮の見学では、三重県立 宇治山田商業高校の生徒が通訳を担当することになっているという。

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