2021年8月6日 07:00
窪塚洋介「人生をより楽しめるように」 尖っていた過去からの変化を語る
窪塚は、『ロング・ラブレター~漂流教室』(2002/フジテレビ)以来のドラマ主演で、座長のやりがいを実感。「(共演者との)絡みは河合ちゃんだけでしたが、スタッフとはずっと一緒にいたので、自分のやる気や感謝の思い、楽しむということを、初日からどんどんシェアすることを心がけました」と明かし、「みんなモチベーション高く、声を出し合って盛り上げていくことを意識し、いい感じに温度を保てていた。熱すぎてもよくないし、低すぎてダレるのも絶対よくない。ちょうどいい温度をキープできた現場でした」と手ごたえを語った。
現場全体のことを考えた座長としての振る舞いは、経験を重ねる中で意識できるようになったという。「最初の頃は自分の芝居のことでいっぱいいっぱいでしたが、座長やそれに近い役をずっとやってきて、いい作品を作ることを一番に考えられるように。そのために自分がボケた方がいいならボケるし、怒った方がいいなら怒るし、そういう匙加減は徐々に身についてきたものだと思います」。また、作品ごとに学びがあり、斬新な縦型ドラマである『上下関係』への出演も大きな刺激に。
「いろいろな可能性を感じている」と言い、「縦型だし、1話10分だし、テレビドラマとは全然違う。