英語をどう使いたいのか、きちんと目的を設定して、そこに向かっていくことをコミットすることです。この時、よくある間違いは、「英語がペラペラになる」「映画が字幕無しで楽しめる」「ネイティブと同じようにカッコよく話せる」ことを目指してしまうことです。これは相当難しいことです。このレベルを10とすると、「英語で相手と問題無く仕事ができる」レベルは3くらいです。
――これは驚きました。そんなにも違うのですか。
仕事上でのコミュニケーションの方が全然楽なんです。それに、ビジネスシーンでは必ずしもネイティブと話すわけではなく、アジアを含めてさまざまな国の人とやりとりするわけです。
自分の言いたいことが伝わって、相手の言いたいことが理解できれば、発音や文法が多少おかしくても問題ありません。理解できなかった時に確認することができれば、英語力がそこまで高くなくても商談はできますし、仕事上の目的を達成することができます。「カタコトでもちゃんと仕事ができる」ことを目標に設定すれば、目に見えて効果が出ると思います。
○レアジョブの特徴
――御社のオンライン英会話サービスは、どのような業種で多く利用されているのでしょうか?
ここ数年はサービス業、特にホテルやアパレルといったインバウンド業態の企業さまが増えています。