2021年8月15日 09:00
マヂラブ、M-1漫才論争で感じた“漫才の危機”「カタチが決まったら進化が止まってしまう」
村上:特に「コイツでよかったー!」とは思わないです(笑)。
野田:一応僕たち、これは仕事としてやっていますので、そうでもなければコイツとこんなにしゃべらないですよ(笑)
村上:お金をもらわず、しゃべることはそんなにない。2人でずっとスマホを見ていると思います(笑)
――世間で例えるとするならば『M-1』の優勝は、同期の社員が14年越しに大きな契約とれたみたいな感じですか?
村上:僕はいつも「仲悪い兄弟」って言っているんです。「この間いつ口きいたっけ?」みたいな。そういう兄弟にいきなり遺産(優勝賞金)が入ってきたような感じですかね(笑)。
――『M-1』優勝、漫才論争も含め、飛躍の2020年はいかがでした?
野田:漫才じゃないもので優勝していたとしたらすごいなって。
村上:点数けっこう入れさせたなあと。漫才じゃないのであれば上手くダマしたなあと(笑)。
――お笑い芸人としての自信になりましたか?
野田:認めざるを得なくなったと思います。大御所たちが点数を入れてしまったら誰も否定できない。「ほら!」って感じですね。
村上:逆に漫才が伝統芸能になりつつあるのかな、ピンチかなと思いました。