くらし情報『定年まで空に!? - JALに聞いた、CAのキャリアアップ』

定年まで空に!? - JALに聞いた、CAのキャリアアップ

当時からとくに気に力を入れていた仕事が機内販売だった。

――機内販売のどんなところが楽しかったのですか?

機内では、乗務員が販売員としてお客様からのご注文を受けたり、商品をラッピングしてお渡ししたりします。私が入社したばかりの頃は、国内線では8品目くらいしか取り扱っていませんでしたが、それでもお客様に商品のことを質問されると、「待ってました」と言わんばかりに商品説明をしていましたね。機内販売の商品を使っている人を見かけると、「買ってくださったんですか?」と声をおかけして、使い心地を勝手にリサーチしていたんです。

――販売のプロですね

ものを売るのに目覚めてしまったんでしょうか(笑)。当時は会社にサンプル品が置いてあって、自由に使うことができましたから、「このお化粧品はここがいいですよ」などと、ショップ店員さんのように、自分で使った感想を交えて商品説明をしていました。2002年の日韓共催FIFAワールドカップのときは、オリジナルグッズの機内販売があったので、私もユニフォームを着たりしながら販売しました。

○客室乗務員から本社に異動

菅野さんの機内販売にかける情熱が買われたのか、3年前からは機内販売グループに異動し、商品企画や機内販売誌『JAL SHOP』の制作の仕事をしている。

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