くらし情報『定年まで空に!? - JALに聞いた、CAのキャリアアップ』

2015年9月5日 08:00

定年まで空に!? - JALに聞いた、CAのキャリアアップ

――では、就職して初めて乗務員の仕事を学んでいったんですね

乗務員どころか、接客業も初めての経験でした。秘書は、ある意味で裏方のような仕事ですが、乗務員は最前線でお客様と向き合う仕事ですから、想像もしなかった部分がたくさんありました。

――例えば、どんなところが想像と違いましたか?

最初に感じたのは、思いのほか体力が必要ということでした。乗務員は1日1万歩も歩くんです。国際線で初めて乗務したときは、「ニューヨークまで歩いていくの!?」と思いましたから(笑)。食事をサービスするカートも重くて、まるで筋トレのようでした。

でも、仕事に慣れてきたら、限られた時間と空間の中で仕事をパーフェクトにこなすというのがすごく新鮮で、楽しくなってきました。秘書だった頃は、今日の仕事が終わらなくても、翌日早めに出勤すればフォローできましたが、私たち乗務員は1回のフライトですべてを完結させなければなりません。
それが怖いところでもあり、醍醐味でもあり。まさに一期一会の仕事だと実感できました。

●半年ごとのフライト
○ユニフォームを着て機内販売

国内線の乗務員を1年半ほど務めたあと、国際線に移った菅野さん。

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