定年まで空に!? - JALに聞いた、CAのキャリアアップ
こういった異動の形も存在するのだという。
――商品のセレクトや販売企画をしているのが、菅野さんのような客室乗務員というのが意外でした
そうですね、私自身、機内でお客さまとお話ししながら販売をするのは大好きでしたが、まさか自分が商品企画を担当するとは思っていませんでした(笑)。でも、乗務員は「こんな商品ないの?」ですとか、「この前機内販売で買ったお土産が会社で好評だった」など、お客さまの生の声に触れる機会も多いので、それを反映できる商品企画の仕事にはうってつけかもしれません。
――異動してびっくりしたことなどはありますか?
実は、これまでは衣替えをしたことがなかったんです。どんな季節でも、寒い国に行くときはコートが必須だったり、逆に暑い国に行く時には夏の服を持っていく必要があったりしたので。日本って四季があるんだな、と改めて感じましたね(笑)。
――今はフライトはしていないんですか?
日本航空では、乗務資格を維持するために、半年に1回はフライトすることになっています。そのときに、私が選んだ商品を購入してくださるお客様に出会うと、本当にうれしいですよ。
お客様のお話から、商品企画のアイディアをいただくことも多いです。