2015年9月30日 09:30
「オタク」の金銭感覚 (1) アイドルグループメンバーの"おっかけ"OLの場合--「使うお金にすごく肯定感」
もちろん、大学生でしたので自分の分は半分ぐらい自分で出してました。
――それにファンクラブ代が加わりますよね。
はい。あと、アイドル雑誌にメンバーの表紙が掲載されていると、母が好きなメンバーの時は母、私が好きなメンバーの時は私が買うという不文律ができてまして、その雑誌代もかかりますね。また、メンバーの有料ブログ代も払ってます。マックスの年は母と併せてですが、年50万円はかかっていたと思います。
――なるほど。自分を「オタク」だな、と思ったのはいつですか?
中学生、高校生の時は自分の趣味を周りにあまり言いたくなかったのですが、大学生になったら、開き直って、「○のオタク」と公言するようになりました。
でも、すごく好きな時期と、少し落ち着く時期と、気分にも波があります。
○「使うお金に罪悪感はなく、すごく肯定的な感じ」
――ただ、「○のオタク」であることは変わらないと。
そうですね。終わりは見えないですね。メンバーが夢に出てくる時もありますし、スマホをいじっている時は常にグループのオタクのツイッターを見たり、メンバーが出演するテレビ番組をチェックして観たりしますね。テレビを観ながらスマホで情報を探す時もあります。