2021年9月29日 11:30
坂上忍、愛犬&愛猫は「反省材料」 人間の欲深さを思い知らされる日々
●アニメ映画化で意識したのは「口を挟まないこと」そのワケは?
5歳の「ぼく」と子犬の「リク」を中心に命の尊さを描くアニメーション映画『リクはよわくない』が、10月1日より全国公開される。原作絵本のストーリーを手がけ、動物好きとして知られるタレントの坂上忍に本作や動物たちへの思いを聞いた。
原作絵本は、動物バラエティー番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)で共演するお笑いコンビ・野性爆弾のくっきー! にイラスト制作を依頼。2020年4月に刊行されて人気を博し、映画化のオファーが舞い込んだ。
「編集者の方から『映画化の話があるんですけど』と言われ『えっ!?』となりました。映画化にあたってスタッフさんとお話したんですけど、それでもいまいちピンと来なくて。ストーリーをどうするか固めていくうちに『あっ、本当に映画になるんだ……!』と少しずつ実感が湧いてきました。ここに来るまで丸1年かかりました。
コロナ禍なので打ち合わせもZoomでしたり、いろいろデータでもらってやり取りしたりしました。表でテレビ番組に出ながら、裏でこういう作業をしていました」
自宅で犬と猫を計22匹飼う坂上。原作絵本に込めた思いは、亡くなった愛犬リクとの思い出や、彼ら動物たちとの日々の暮らしを経た実体験にもとづく。