2015年10月7日 10:27
ラック、ビーコンでオフライン・プロモーションを可能にする「ポトフ」
そのため、リアルタイムまたは事後に訪問者の行動分析を行うなど、マーケティングの基礎情報としても利用できるとしている。
同社は2014年12月に東京動物園協会と協力して、葛西臨海水族園においてビーコンとスマートフォンを利用する情報提供サービスの実証実験を行い、1カ月間に1,800名近くの来園者が情報提供サービスを利用し、高い満足度と有益なシステムへのフィードバックがあったという。
同基盤を使用して開発した事例の1つに、9月24日に東京動物園協会が発表し、現在開催中のイベントである「都立動物園・水族園クイズラリー『なきまね怪盗現る!? コキャットからの挑戦状 IN TOKYO ZOO』」があるとのこと。
同イベントでは、来園者が所有するスマートフォンに専用アプリケーションをダウンロードし、都立動物園または水族園4園(上野動物園・多摩動物公園・葛西臨海水族園・井の頭自然文化園)に来園すると、園内に設置したビーコン発信機の通知を受信してクイズ・ラリーが始まる。園内の動物の鳴き声や各種の興味深い情報を、スマートフォンの表現力で来園者に伝えることで、来園者の興味と関心がより引き出されるとしている。