2015年10月9日 12:00
クリエイティビティは「コントロールできない」 - 「Adobe MAX 2015」2日目基調講演
しかしもし自分の本来進むべき道に必要でないSHOULDであれば、それは捨てなければなりません。実際には多くの人が不要なSHOULDを捨てられないがために、自由を奪われています」
SHOULDの牢獄から抜け出し、MUSTを選択しなければならないとLuna氏は呼びかけました。
「私たちは一人ひとりがユニークであり、それぞれのMUSTを持っています。いまこそ自分のMUSTを実現しましょう」
○「何か表現したいという欲求に耳を傾けてください」
最後は、『ロミオとジュリエット』(1996) や『ムーラン・ルージュ』(2001)、『華麗なるギャツビー』(2013)などを手掛けた映画監督のBaz Luhrmann氏が登場した。Luhrmann氏のパートは、AdobeでChief Marketing Officerを務めるAnn Lewnes氏がインタビュアーとなって質問する形式で行われたが、Luhrmann氏は個性的なキャラクターで始終会場から笑いを引き起こしていたのが印象的だった。同氏の話は、映画製作から人生論に至るまで多岐に渡った。例えば映画を製作する際にどのようなことからインスピレーションを得るかという質問には次のように答えている。