1年間のサイバー攻撃のデータ量は6ペタバイト以上 - Kasperskyが新製品
カスペルスキーは10月13日、個人向け総合セキュリティソフト「カスペルスキー 2016 マルチプラットフォームセキュリティ」を発表した。
同製品では、ユーザーのサイト閲覧履歴の追跡を止める「Webトラッキング防止」機能を搭載するなど、プライバシー保護を強化。システム変更コントロール機能では、ユーザーが意図しないブラウザ設定の変更が行われることを防ぐため、設定変更を監視する。ほかにも、Mac版ではこれまで対応していなかった「ネット決済保護」機能や、Android向けには、子供がデバイスを使う際に有害サイトへのアクセスブロックを行う「保護者による管理」機能も用意した。
価格は、1年1台版が3980円(税込)、1年5台版が4980円、1年で同一世帯の端末10台までインストールできる「1年プレミアライセンス」が6980円などとなっている。
○セキュリティソフトは「重くない」
「1年間に検知された脅威の数をご存知ですか?」と新製品発表に登壇したカスペルスキー 代表取締役社長の川合 林太郎氏は初めに記者に質問を投げかけた。
カスペルスキーが昨年1年間で検知した脅威の数は、61億6723万3068件にのぼるという。