2015年10月14日 11:00
経営者は何度も生まれ変われ - Cisco CEOが話すIoT時代の企業の在り方
「うまくいったことを変えることに抵抗があるというリーダーもいるだろうが、市場は容赦ない。変革できなければ取り残される。変革は技術だけではない。経済、ビジネスモデルも考える必要がある」(Chambers氏)
Cisco自身は、ルーターとスイッチからテレフォニー、動画、コラボレーションとトレンドを取り入れ、現在ではクラウドやデータセンター、セキュリティまで事業を遂行している。
買収は同社の拡大戦略の大きな部分を占めたが、これについては「リスクをとる必要がある」とした。
「市場シェアを維持・拡大するためなのか、新しい技術を獲得するためなのか、株主を満足させるためなのかを問う必要がある。もちろん全てが成功だったわけではない」として、買収後に約2年で閉鎖となってしまったFlip Videoを例に挙げた。
「CEO自身が何度も生まれ変わる必要がある」とChambers氏、CiscoのCEOとしての20年の間、「20回自分自身を作り直した」と述べる。
「(リニアに対して)指数関数的に考える必要がある。自分自身を再構築し、組織を再構築し、そして企業を再構築しなければならない」――20年間ネットワーク業界の最大手を維持したCiscoの元CEOの言葉は、重みをもって響いた。
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