2015年10月20日 19:41
ASUS、法人や教育機関向けのChromebook導入事例を紹介 - 10.1型2-in-1モデルも投入へ
相村氏はChrome OSを搭載したデバイスの特長として、デバイスの価格が安価である点や起動の早さ、OSの安全性、管理性などを挙げる。
起動の早さについて、Windows PCとChromebookを比較したところ、Windows PCではPCを起動してからブラウザを立ち上げるまでに、さまざまなポリシーの適用やスクリプトが実行で時間が取られ、平均3分26秒かかっていたが、Chromebookではブラウザが立ち上がるまでわずか7秒だったという。
また、OSの自動更新やデータストレージの暗号化といったセキュリティ機能を標準で備えるほか、Chromebookの管理コンソールから、ポリシーの設定やデータの消去、外部ストレージの制御が行えるなど、管理のしやすさをアピールする。
PCの利用者からも「WindowsアップデートでPCが遅くなることがない」「シャットダウンの待ち時間がない」「暗号化で動作が重くなることがない」といった声が聞かれたという。Chromebookの利用シーンとしては、いまのところ、社外への持ち出し用デバイスとしてや、社内の会議用端末、キオスク端末、店舗共有PC、シンクライアントといったものが挙げられるという。