くらし情報『ON Semi、LEDフリッカー抑制機能を搭載した車載CMOSイメージセンサを発表』

2015年10月21日 11:46

ON Semi、LEDフリッカー抑制機能を搭載した車載CMOSイメージセンサを発表

ON Semi、LEDフリッカー抑制機能を搭載した車載CMOSイメージセンサを発表
ON Semionductorの日本法人であるオン・セミコンダクターは10月21日、車載ADASアプリケーション向けにLEDフリッカー抑制技術(LFM)ならびにASIL レベルBをサポートするさまざまな機能を搭載した2.3MピクセルのCMOSイメージセンサ「AR0231AT」を発表した。

同製品に搭載されるLFMは、LEDライトが発生させるフリッカーを抑えることができる技術で、交通標識認識アルゴリズムをあらゆる光条件で作動させることが可能なほか、1フレーム最大4露光時に1928×1208@30fpsのHDR(ハイダイナミックレンジ)キャプチャで120dB以上のダイナミックレンジを低ノイズで実現する。

また素子の性能としては、1/2.7インチ光学サイズと、独自技術である「DR-Pix」により3.0μm BSIピクセルを使用する1928×1208アクティブピクセルアレイを備えており、画像をリニア/HDR/LFMのいずれかのモードでキャプチャし、モード間でフレームツーフレームのコンテキストスイッチを可能とする。

さらに、マルチカメラ同期をサポートしており、複数のセンサノードの実装を容易に実現できるほか、一般的な2線シリアルインタフェースや、MIPI、パラレル、HiSPiなどのインタフェースも搭載している。

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