2015年10月23日 10:59
「ヘルスケア」でできることがいまいちわかりません…… - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
対応アプリを入手した場合、連携機能を有効にする必要があります。アプリの設定画面には、「ヘルスケア」のデータにアクセスすることを許可するかどうかのスイッチがあり、そのスイッチをオン(白→緑)に切り替えると、そのアプリが取得/生成したデータを「ヘルスケア」に書き込めるようになります。
サードパーティー製アプリ「Sleep Time」を例に説明してみましょう。このアプリは、iPhoneを枕元に置いて就寝すると、iPhoneに内蔵の加速度センサーを利用して睡眠中のわずかな体の動きを測定し、睡眠時間や睡眠の質を記録する機能を持ちますが、「ヘルスケア」と連携させれば健康情報を一元的に管理できます。運動量と睡眠の質の相関関係を調べたい、といった場面で役立つことでしょう。
体重計と通信する機能を持つアプリ、心拍数の測定が可能なウェアラブル端末専用のアプリについても、「ヘルスケア」対応であれば同様な使い方が可能になります。iPhone/iOSだけでできることに限りはありますが、サードパーティー製アプリや周辺機器と連携させることにより、健康管理の範囲は格段に広がることでしょう。
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