2014年3月1日 09:30
WQHD解像度で2in1スタイルの11.6型モバイルノートPC - デル「New XPS 11」を試す (1) デル「New XPS 11」レビュー - WQHD解像度の11.6型モバイルノートPC
Windows 8のソフトキーボードと同様に、打鍵時は「ポッポッ」という音が出るようになっている(設定で消音可能)。
この構造を採用したのは、タブレット形態時にキーボードが底面にくるため。従来のような物理的なキーでは、本体を滑らせるように動かすと、キートップを破損させる可能性がある。タッチにすればメカ部分が省略できるし破損の心配もゼロ、という合理的な判断だ。
キーとキーの間の溝や触感にこだわった点は認めるが、操作感は物理キーボードに数歩劣る。1秒に2~3キーほどのゆっくりした速度でキーを叩くなら問題はないが、ダダダーッと入力してみるとタイプミスが増える。「CtrlとShiftを押しながらA」のような複数キーを使うショートカット操作を失敗することも多かった。タブレット形態になるからタッチキーボードという発想は理にかなっているが、使い勝手に関しては発展途上段階であると感じた。
●省電力性の高い「Y」プロセッサ
○省電力性の高い「Y」プロセッサ
ここでは「New XPS 11 プレミアム・タッチパネル」の性能を各種ベンチマークで簡単にチェックしていく。搭載CPUは2コア4スレッド、通常1.5GHz/最大ブースト時1.9GHzというIntel Core i5-4210Y。