2015年10月28日 15:08
ファミリー劇場『欽ドン!良い子…』放送、ひょうきんD三宅恵介氏解説番組も
三宅氏は「大将(萩本)の笑いは、間で笑わせるんです。おかしいことを言って笑わせるのではなく、おかしなことを言って、言われた側の空気で笑わせていました」とその特性を分析。また、他局を見ている人がチャンネルを回した時に手が止まるように、笑い声を大きくさせることを狙い、マイクの数を3倍に増やしたり、客席にマイクを置いたりしていたことなど、テレビ番組における戦略面の秘話も明かしている。
大谷は、以前「お笑いといえばビートたけしさんだった」という考えだった一方、萩本に対しては「古いな、とがってないな、カッコ悪いな」というイメージを持っていたという。しかし、芸人になって調べると、たけしの『ひょうきん族』も、萩本がやっていたことを踏襲していたことに気づいたといい「こんな人がテレビ黎明(れいめい)期の一番最初のスターになるってすごすぎると思った」と語っている。
そして壇蜜は、萩本得意の素人いじりは、幸せな人にとっては運をつかんでいるから必要ないという話を聞いて、「幸せじゃない人がいいって、今のアイドルの恋愛禁止に通じるところがあるのかも。幸せじゃなくて、いろんなことで割を食っている人は、こっちが頑張れ頑張れって応援したくなりますよね」