2015年10月28日 18:12
15秒でエンドポイント環境を把握、米Taniumが日本市場で本格展開へ
単一サーバーで100万台以上のエンドポイントにも対応する。
「エンドポイント製品のCPUがどのベンダーであろうと構わない。すべて15秒以内で把握できる」(タニウム 代表取締役社長 ロバート・スチーブンソン氏)
一見、エンドポイント管理の様相を呈するタニウムの製品だが、システム管理目線で言えば「ゼロデイ攻撃を受けた際にどれだけレイテンシ(遅延)なく素早く対応できるかが重要。アクションを取るために、状況を把握・解決するための製品がタニウム」とスチーブンソン氏は胸を張る。
PCなどのエンドポイントを可視化するからこそセキュアにできるとのことで、今まで管理の対象外となっていたエンドポイントの多くも可視化できるようになる。
「特に製造現場の場合、これまでは例外のものが多く、可視化することが課題だった。日本企業、金融業や製造業はそうした環境に多くある。その一方で、日本の問題として、これまで外敵に対して身を守ることをしてこなかった。
しかし、戦後70年、世界が変わる中で、日本も自分の身は自分で守らなくてはいけない環境になりつつある。自分の身を守るためには、どういったステップが必要なのか。セキュリティを考えた時、マルウェアがどうこうよりも、そもそもインシデントの7割~8割は足元で起こっている。